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朽木ルキア大ブレイクの予感パート13 :  550氏 投稿日:2006/07/17(月) 12:09:54

※続編になります。先にこちらをお読みください。


一護誕生日・夜


「かんぱーい!」
「お誕生日おめでとうー!」
細かな泡が上がる琥珀色を満たした、脚の長いグラスが触れ合う。と言っても、未成年が多いのでシャンメリーだ。
「ローソクはー、いーち、にーい、さーん…」
大きなバースデーケーキに皆でローソクを並べ、火をつける。
「じゃあ、電気消すね…うわぁ!きれい…」
たとえここが、ごちゃごちゃした黒崎家のリビングであったとしても、ローソクの灯に浮かび上がるテーブルは、いつでも幻想的なものだ。
"Happy Birthday"の文字が、暗いオレンジの光にゆらゆらと揺れる。
「行けー!一護!」
「お兄ちゃん、頑張れえ!」
一心と遊子がはやし立てる。
「…大げさなんだよ。たかが、ローソク吹き消すくらいによー」
「一兄はひねくれすぎなんだよ。素直に演じてろよ」
文句を言う一護だが、夏梨の方が大人のようだ。
さて、ルキアは…。
誕生日パーティなど初めてのことで、何事も珍しく面白く、目を輝かせている。
「せーの!」
掛け声とともに一気にローソクを吹き消し、拍手喝采とバースデーソングの祝福を受けた。
ケーキも切り分け、誰のが大きいとかいうことになって、お約束の言い争いである。
「んもー。騒がしい家族でごめんねー。びっくりしたでしょ、ルキアちゃん」

遊子に言われて、ルキアは首を横に振る。
「ううん。お誕生日のお祝いに家族で食事なんて、初めて。仲間に入れてくれて、ありがとう」
そういえば、口から出任せの身の上話をして黒崎家に入り込んだルキアだった。一心と遊子は思い出して、ほろりとする。
「う、うちの娘になってくれていいんだよ!ルキアちゃん!」
「ルキアちゃん、いつまでもいてねー!」
左右からルキアに抱きつき、二人は盛大に泣き始めた。一護と夏梨は呆れ顔。

「夏梨と遊子はまだ早いが…、ルキアちゃんは一杯だけ飲んでいいよ」
ワインに切り替えた一心が、早くも鼻の頭を赤くして、ルキアに話しかける。
「テメーがそんなこと言ってていいのかよ」
一護に睨まれたが、全く気にしない。
「15歳以上は一杯。18歳で二杯。20歳になったら大っぴらに…と、法律で決まっている」
「嘘つくな!」
「タバコはいかんぞ。脳細胞を破壊するからな。酒は、少量なら百薬の長だ。医者が言うんだから間違いはない」
一護が重ねて何か言おうとしたが、既にルキアは差し出されたグラスを干していた。
「おおー、いい飲みっぷりだねえー。じゃ、もう一杯」
「自分で一杯って言っといて、まだ勧めるのかよ!これは…俺が飲む!」
横からグラスを奪い取り、一護が一気飲み。かなり大き目のグラスだったので、一瞬、頭がぐらりとした。

「ルキア、大丈夫か?」
横を見ると、目の縁を微かに赤くして、瞳が潤んでいる。
向こうでは、酒を口にしていた。第一、見かけはどうでも百年以上生きているのだ…、いや、死んでいると言うべきか…。
いやいや、そんなことはどうでもいい。少しなら、たしなむ程度には飲めるはずだが、ワインなど飲んだことは無いだろう。
「んー…」
甘えたようにそれだけ言うと、小首を傾げた。これはやばい。
「ったく、バカ親父!…ルキア、少し横になってろ、な?」
「ええー?まだお部屋に、寝る仕度してないよ。まだまだだと思ったからー」
遊子が困ったように言った。ルキアは普段、妹達の部屋で寝ている。三人では狭いのでベッドは折りたたみで、眠るときだけ出すことになっている。
「…じ、じゃあ、とりあえず俺の部屋で…」
一護がルキアを促して、席を立った。ジーンズの後ろポケットに、一心がさっと何かをねじ込む。
「な、何だよ?」
「べーつーにー」

「さあ、娘達!おとうさんとカラオケに行こう!」
「はーい!」
廊下を歩く一護の耳に、そんな会話が聞える。ばたばたと片付けて、出かける気配がする。
酒を飲ませたのも、ルキアのベッドが整っていないのも、急にカラオケに出かけるのも…、全ては一心たちの計画通りだ。

「おいルキア、しっかりしろよ」
「煩いな。別に私は、貴様が大騒ぎする程、酔ってなどおらぬわ」
家族がいなくなると、ルキアの口調も元に戻る。だが、一護のベッドに腰掛けた身体は、姿勢を保っていられないようだ。
「けっ!酔っ払いは寝てろ!」
一護が軽く押すと、ルキアはころんとベッドに横になる。暑苦しいのか、自分でブラウスのボタンを三つ目まで外し、寝返りを打った。
そんな様子が、一護を刺激しないはずがない。
「た、頼む!寝るな!」
「んもう…何だ貴様は。寝ろと言ったり、寝るなと言ったり…。しかし、暑いなここは…」
「夏なんだから仕方ねーだろ。暑いんならハダカでいろよ」
「左様か」
起き上がり、ブラウスのボタンを外そうとする。一護は慌てて止めた。
「脱ぐなあああああ!」
「変な奴だ。酔っているのは貴様の方であろう。私は…そうだな、少しだけ横になっていれば治る…」
再び横になる。今またボタンを外したので、前はほとんど開いて、白いレースの下着が覗いている。
ルキアの少女趣味か、それともAAカップはそういったデザインしかなかったのか、とても清楚なものだ。一護はごくりと生唾を飲み込む。

「ルキア」
「…うん?」
「酔ってねえって、言ったな」
「ああ」
「じゃ…、昼間の話、していいか?」
意を決して、一護はそう口にした。

「…構わぬが」
横たわったまま、ルキアが答える。
「そっか。じゃ言うけどよ」
手を伸ばし、ルキアの頬に触れる。あのとき初めて気づいた、柔らかい頬。ルキアも面倒なのか、拒みはしない。
「また、ここにクリームついてるから…食っていいか…。今度は、本体ごと」
「むっ…、またか。早く教えてくれればいいではないか!…で、本体とは何だ?」
「テメーだよ!」
言い捨てると、ルキアに覆いかぶさる。突然のことで抵抗も無い。
それでも言葉通り、頬に軽くキスをする。そのまま柔らかな頬を滑って、すぐに唇を探し当てた。
自分が押さえ込んでいて逃げられるはずも無いのに、ルキアの顔を手で押さえると、むさぼるように口腔内を味わう。
さっきはワイン飲んでた。ケーキの味じゃねえ…だけど、やっぱり甘い。こいつは、こいつ自体が甘い味なんだ…。
ふと気づいて、ルキアの両脚の間に膝を割り込ませ、外側になった脚に手を掛けぐっと押し開く。
ルキアの膝が自然に立ち気味になり、短いスカートが翻る。すべすべした、太腿とは名ばかりの華奢な脚を、一護の手は遡っていく。
もうすぐだ。もうすぐ、下着に手が届く…。

「一護」
一人で興奮して息が上がり、苦しくなって唇を離した一護に、ルキアが話しかける。だが、ばつが悪くて答えられるはずがない。
「乱暴にするな。私は、逆らいはせぬ。先程、"食う"と申したは、このことか?」
「あ…ああ…、そうだ」
「それならば、先に、ちゃんと申せばよいではないか。
拒むと思うて、言い出せなかったのか?それとも、無理に行う嗜癖があるのか?乱暴は困るな…」
「んな訳、ねーだろ!」

「ははははは…。青い青い、青いぞ一護。おそらく妄想でしか、女体に触れたことなどないのであろう。
この朽木ルキア、貴様よりは百年は経験を積んでおる。貴様を昇天させるなど、朝飯前のお茶の子さいさいだ」
思い切り萎えるような台詞を吐かれ、一護はげんなり。だが、見かけの割に経験豊富なら、それはそれで構わない。いや、有難い。
「そ、それなら…まあ…頼む」
「うむ。では着衣をとって横になれ」
何で、自分でのそのそ脱がなくてはならないのか。一護はますます気落ちしつつ、裸になってベッドに横たわった。

キィッと軽くベッドがきしみ、ルキアも乗った。いつの間にか自分も脱いだようで、素肌の感触にぞくりとする。
「震えておるのか?」
「うっせー」
「心配するな。取って食いはせぬ…いや、現世の言葉では、食うと申すのだったな…ふふふふふ…」
いちいち嫌味な奴だ。後でひいひい言わせてやる…、一護は心の中で呟く。とんでもない初体験だ…あ、いやいや、何でもねえ!
口にも出していないのに一人で焦って、一護は手を振った。
「何をしておるのだ?」
だが、別に答えを求めてはいなかったらしく、そのまま一護の頬に手を滑らせる。
女に頬を撫でられるなんて…幼い頃、オフクロにしてもらったきりだ…だが、不愉快ではない。どうせ、誰も見ていない。
悩ましげな音を立てて唇が触れ合い、すぐに離れる。今度は軽く耳たぶを噛み、首筋を滑っていく。
「うっ…」
堪え切れずに声が漏れた。笑ったのだろう、耳元に微かに風を感じ、一護はむっとして起き上がろうと腕に力が入る。
宥めるようにルキアの手が動き、握った拳を解いていく。手を開かせると、逆に軽く握り、横に…一護の身体の中心へと動く。
「ル、ルキア…」
「楽にしておれば良い」
かなり昂ぶって、頭をもたげていたものを立たせ、軽くしごく。一護は唸り声を上げた。
「やはり、直接触れたほうが歓ぶのだな」
一人ごちて、ルキアはゆっくりと手を動かす。緩やかに大きく、細かに速く…リズミカルなようで次の動きが読めず、思うが侭に昇りつめていく。

「や、止めてくれ。出ちまう…」
「それでも構わぬが?どうせ、貴様の寝床だ」
「人でなし!俺の誕生日プレゼントのはずだろ!せめて…口でやってくれ…」
今、挿れても、もたねえから…、これまた、心の中の台詞である。

「相分かった」
ルキアは気軽に応じてくれる様子である。握っていた手を離すと、一護のものはピィンと張り詰めて、下腹につきそうなほどだ。
「元気なことだな」
全くもって一言多いが、すっと移動すると、一護の身体の中心へと顔を近づける。
軽く握って立たせ、先端を舐めた。先走りがにじみ出るのが、自分でも分かる気がする。
「一護」
「何だよ」
「全てを口に入れるのは困難ゆえ、手を添えるぞ」
いちいち言わなくてもいいのに。でもそれって、俺のが、でかいってことかな…?
一護が自分に都合のいいように考えていると、舐め回していたルキアが、ぱくりと口に含む。
先端だけを味わうように、口の中を転がして…堪らなくなった頃、一瞬だけ奥まで挿れてくれる。ああっと思うとすぐ出して、裏筋を舐め上げる。
そしてまた、ほんの先っぽだけを、チュウチュウと吸う。
「た…頼む、そんな、生殺しみてーな…、お、奥まで挿れてくれ…」
返事は無かったが、すっと奥まで飲み込んでくれた。小さな口で懸命に受け容れてくれているのだろうが、思いやるより快さだけが先に立つ。
我慢できずにルキアの頭を押さえ、自然に腰が動く。苦しいのだろう、僅かに力をこめて拒もうとするが、余計に奥まで挿れたくなるだけだ。
それでも上手に宥め、いつの間にかルキアのペースになっていく。
緩やかに頭を動かして、奥まで…そしてねっとりした口腔の粘膜が絡みつき…、意地悪く押し出される。
「はっ…、はあ…うああああ…、もう、駄目だ…」
一護の声が裏返り、ぐっと腰が突き出る。一度ならず、二度、三度と押し込む動作だ。
ルキアはあまり奥まで突き込まれないようにしっかりと押さえて、溢れ出る熱く濁った液体を嚥み下してやった。

息を整え、一護が目を開けると、ルキアがちょこんと正座している。
「これで良いのか?一護」
「あ、ああ…」
そりゃ、そうだけど…よ…。このままじゃ、済まされねえ。
「今度は、俺が食う番だ」
「ええっ?」
「第一、俺の誕生日プレゼントなのに、何で俺が食われなきゃならねーんだよ!」
「貴様が奉仕しろと申す故に致したものを…。恩を仇で返す奴だ…、これ、止めぬか」
何だか小難しいことを言っているが、言葉の様子からどうも、弄られるのは苦手らしい。
確かにテクニックはあるようだが、感じやすくて、乱れやすいのかも知れない。だから、男をいかせようとするのだろう。一護はそう思った。
手を引っ張ってベッドに倒すと、上から押さえつけた。さっきとは違って、直に肌が触れている。
普段、色々とからかってはいるが、小さいながらも二つの乳房が、ちゃんと存在を主張していた。
「ちゃんと、触れるだけ、あんじゃねーか」
「煩い。乱暴にするな、痛いであろう」
「でかくなるように、よーく揉んでやるよ」
「要らぬ。貴様のような下手くそでは、形が崩れるだけだ」
減らず口は気にせず、だが痛めては可哀想なので、なるべく優しく撫で回す。すぐに濃い桃色の乳首が硬く尖る。
唇に含んで、軽く吸う。舌先で動かして味わう。左右の蕾を心ゆくまで堪能する間に、ルキアは何度も、小さな叫び声を上げた。

やっぱり、めちゃくちゃ感じてやがる…。
ルキアの両脚の間に膝を入れ、先程と同じく脚を開かせる。そのまま自分の太腿を押し付けるようにすると、濡れたものに触れる。
愛液が溢れ、濡れているのだろう。触りたい。指を挿れてかき回したい。淫らな音を聞きたい。それより何より、ぐっと貫きたい…。
だが、その前に。さっきの仕返しだ。身体中を舐め回して、おねだりの言葉を大声で言わせてやる。
名残惜しさを感じつつ、最後に乳首を一舐めすると、一護はいったん身体を離す。
「ふぅ…。やっと赤子は胸乳に飽いたか」
まだ減らず口を叩くルキアに、もはや苦笑いだ。可愛いな、お前って奴は…。
「そうだな。次はもっと詳しく見せてもらうか」
一護は枕を持ってくると、ルキアの腰の下に入れた。
「な、何をするか!」
腰が軽く持ち上がり、自然に両脚が大きく開く。指でなぞっただけで、割れ目はぱっと開いた。
「や、止め…」
「こんなに濡れて光ってるのに…。止めて、いいのか?」
「う、煩い。貴様にちょっと付き合ってやっただけだ」
もはや意味不明である。一護は相手にせずに、そこに顔を近づける。
物欲しそうに口を開けている、紅く濡れた秘肉は、後で思い切り苛めてやろう。その前に、ここだ。
小さな核を見つけると、舌の先で触れてみる。つんとつつくと、ルキアが声を上げて腰を引こうとする。
両脚をしっかりと押さえているので、動けはしない。一護は思い切って、陰核を唇に含んだ。
「んんっ…、い、いやあ…ああ…」
啓吾が貸してくれた本に書いてあったとおりだ。ここは、脳にダイレクトに刺激が伝わるって…。
元々、男のと同じのの名残だって…。だから、舐めたり擦ったりしてやれば、簡単にビクビクいくんだって…。それと…。
重みをかけて逃げられないようにしながら、一護は少しだけ身体を上にずらす。ルキアの脚も上がり、いっそう恥ずかしい格好になった。

伸ばした腕でルキアの脚を押さえつつ、両手で乳首を摘む。
そこにゆるゆるとした刺激を与えながら、クリトリスを舐め、音を立てて吸い、口に含んで舌で転がす。
敏感な三か所を一度に責められて、ルキアはすぐに昇りつめ、甲高い声を上げて身体を反らせた。
秘肉がひくつき、むっと女の匂いがたちのぼる。どんな匂いかって…よく知らないが、きっとそうだと思う。
そして改めて、本に書いてあることって凄いと思う一護だった。

あまり恥ずかしい格好をいつまでもさせておくのも可哀想になり、一護は枕を取り除けると、ちゃんと抱いてやる。
頬に、鼻に、唇にキスをして、深く舌を絡ませ合った。
唇を離すと、ルキアがはぁ…っと吐息をつく。頬が赤く染まっているのは、もう酒のせいではない。
「ルキア」
名を呼ぶと、潤んだ瞳を上げる。もう堪らない。
「ルキア、ルキア…」
何度も言いながら、腰を引き寄せた。自然に開いた脚の間に手が伸びる。もはや間違えようも無く濡れて口を開けた肉の襞に、ぐっと指を挿しこむ。
緩やかに抜き差しを繰り返すと、すぐに吸い付くような感触に変わった。
「あ…ああ、ん…」
蕩けるような声に、指の動きは速くなる。いいのか?いきそうなのか?だがそれを口にするほど、一護も野暮ではない。
「ルキア…ルキア…」
その代わり、何度も名を呼んだ。ルキアが片脚を曲げ、一護の脚に絡みつかせ…その分、大きく開く。
「ああ…あ、あ…い、いち…ごぉ…」
やっと一護の名を口にして、ルキアの肉襞がぎゅうっと締まった。指の一本でさえ、ちぎれそうだ。それが治まると、ビクビクと痙攣を始める。

「気が、済んだか?」
「ん?ああ…まあ…」
よく分からずに一護が答えると、ルキアは腕から逃れ出ようとする。
何だ?どうしたんだ?…まさか、これで終り?
「お、おい…、ルキア」
「もう充分に、"食った"であろう?女子にあのような姿勢をとらせ…思い出すだに恥ずかしい…」
「って、テメー…まだ、これからが本番じゃねーか」
「何を申すか。この先は、嫁するまでは決して行うてはならぬことだ」
「へっ…?」
あれだけ上手に咥えて、平気な顔で嚥み下し…あれだけ激しくよがっておいて…今更、何の冗談だ…?
「悪い冗談はやめてくれよ、ルキア。テメーがアンアンいうから、こっちはまた元気になっちまってるんだ」
再び頭をもたげ、熱く脈打つものを握らせると、ルキアはちらりと見る。
「若いということか。相分かった」
また唇をつけそうな勢いに慌てて、一護はルキアを押さえる。
「ちがーう。今度はこっち」
仰向けにして両肩を押さえ、膝で脚を開かせる。だが、ルキアは怯えた声で拒んだ。
「や、やめろ…、止めてくれ一護」
「ルキア?」
必死の抵抗なのか、思いのほか脚も開かせ難い。だが、力で敵うはずもない。
「何だよ急に…あ、そうか…」

一護は手を伸ばし、脱ぎ捨てたジーンズの後ろポケットから、かさかさと音がする小さな包みを取り出す。
リビングを出るときに、一心が入れた…いわずと知れた、避妊具だ。
「悪りぃ悪りぃ…ジョーシキだよな。危険日なんだろ?ちっと待ってな」
これもまた、本で読んだ知識通りに装着すると、再びルキアに向き合う。
「醒めちまったか?っと、間がもたねーよなー」
「違う。違うのだ一護。本当に…許されぬことだ」
「何が」
「分からぬはずはあるまい。貴様は何故、平気なのだ」
「そりゃまあ、褒められたことじゃねーけど…」
だが、誰もが興味を持っているはずだ。大人になって結婚すれば、堂々と毎晩でも…いや、別に結婚なんかしなくても、大人なら自由だ。
それでも、まだ早いからこそ、経験しておきたい。友達と比べて、少しでも早く。もしも経験済みなら、少しでも上手になりたい。
「嫁するまでは絶対に許されぬと、先程も申したはず。現世ではそのような教育も、徹底してはおらぬのか」
「今どき、そんなこと言う奴って…。それに第一、さっきのあれは何だよ」
普通のセックスは出来ても口では出来ない、という女はいるらしい。だが、平気な顔であれだけ巧みに咥えておいて、本番は駄目だって?
「婚姻の誓いをかわさずに野合を致せば、男も女も、歓びどころか死ぬほどに痛み苦しいと申す。
そしてきっと天は割れ地は裂け、一族郎党までもが地獄に落ちるのだ。
だが、何も知らずば色々と困る。初夜の床で互いに戸惑い、何も出来ぬであろう。
それ故に、許されて春をひさぐ遊び女もおるし、知識として先程のような術も、特に良家の女子は…ゆくゆくは役に立つと…」
「おいおいおい…誰だよ。そんなこと教えたの。ソウルソサエティの学校で習ったのか?それとも、誰か他の奴か?」
「…」

呆れて一護が聞くと、ルキアは黙って俯く。
まあ、決まりごとはともかく、咥え方を教えたり、あちこち弄んで開発した相手の名前を聞かれたら、普通は恥ずかしくて答えられないだろうと思う。
…って、誰だ?学校で教えるはずがない。あの屋敷でか?
時代劇の大奥のように、年老いた女が何人もルキアを取り囲み、顔が赤くなるような授業をしたんだろうか。
時には、張り型まで使ったりして…うげっ、冗談じゃねえ…。
それとも、あの真面目そうな顔の兄貴が、手取り足取り教えたんだろうか。ルキアは逆らえるはずがない。くそっ…、あのむっつりスケベが…。

勝手に妄想でイラつき、一護はルキアを押さえつける。
「だ、だから止めろと申すに」
「うるせーな。大丈夫だって。テメーが何を教わってきたか知らねーが、それなら現世なんか、何千回も天地が崩れ去ってるよ」
「一護…」
不安そうなルキアの声に、一護は続ける。
「んもー、じゃあ…アレだ。行くあてが無くなったら、俺が貰ってやるから」
勢いとはいえ、とんでもないことを言ってしまった。焦りが分かったのか、ルキアが口を開いた。
「交合への興味だけで、虚言を申してはならぬ。若者ゆえ熱くなって、目的と手段が分からなくなっておるのだ。
精を放ちたいのなら、私が先程のようにしてやろう。どうしても女体に挿し入れたいのなら、現世にもそういった女子はおろうに…」
「何回もうるせーよ。俺はいま、テメーを抱きてーんだ」
脚を開かせて指で探ると、まだ濡れている。怒張したものを押し当てると、ずぷっと先端が飲み込まれる。
何だ…入るじゃねーかと思ったのも束の間、抵抗があって先には進めない。
「ちから…抜けよ、ルキア」
顔をしかめるルキアにそう言ったが、首を振るだけだった。嫌がって力を入れ、わざと挿入を止めている訳ではない。
本当に、初めてなのかも知れない。だが、今更止める理由にはならない。逆にそれなら、どうしても続けなければ…。

肉襞の入り口でゆるゆると円を描くと、また愛液が溢れてきた。一心の寄越したコンドームにも、潤滑剤はついているだろう。
「じゃ、行くぜ」
ルキアが首を振るのには構わず、一気に挿しこむ。途中でまた強い抵抗があったが、押し切った。
「い、いた…い…」
普段とは全く違う、か細く高い声で弱々しく痛みを訴えた。
「ああ、悪かった。でけーから、痛てーだろ…、俺なんかは、きつくって物凄く具合いいけど…」
可哀想だから、少しの間は動かないでいよう…。そう思って、ルキアの顔を見つめる。
眉間に寄せられた縦じわを、軽くなぞる。
「そんな顔になっちまうぞ」
まつ毛に宿った滴の玉を、指先でぬぐいとってやる。
「何だよ。泣くほど嫌なのか?」
ルキアがくすくすと笑い出す。ほころんだ唇は、美味しくいただく。
もう、こいつの好きなキスは覚えた。上下の唇を一つずつ、軽く吸って甘く噛んで、食べてやればいい。
そうすれば自然に開いて、たっぷりの甘い唾液を含んだ舌が絡み付いてくる…。
やがて唇を離し、蕩けそうな目をしたルキアに話しかけた。
「いいな?」
「なに…が?…あ…、あああっ…いや!痛い…お願いだ、止めてくれ一護」
腰を動かし始めた一護にルキアがせがむが、止めるはずがない。
「ルキア、ルキア…。すげー、いい…」
「…うっ…く…」
痛みを堪える声も、涙も、どうしようもなく可愛い。
一護はもう一度唇を重ねると、そのまま腰の動きを速める。
激しく抽送を繰り返す一護のものに、ルキアの感じる痛みとは関係ないように、肉襞は歓んで絡みつく。
もう駄目だ、いきそうだ。せめて、キスしたまま…終わろう。お互いの気持ちが分かるように…。

一護がルキアを抱え込むように抱きしめ、深々と貫いたまま終りを迎えた。
痛みと混乱で気が遠くなっているルキアにも、身体の内奥で脈打つものが感じられる…。

チュッと音を立てて軽く吸ってからルキアの唇を離し、腰も引いて、一護はごろりと横になった。はあっと大きな息をつく。
「あ、やべっ…。こぼれちまう」
焦って起き上がり、がさごそと始末をする姿に、ルキアが笑い出した。
「るっせー、笑うな。…ほらほら…こーんなに出た」
「や、止めろ莫迦者。こぼれたら如何する」
ふざけてルキアに押し付けようとする。まるで子供だ。

やがてきちんと始末をし、二人はもう一度横たわる。もう悪戯をする元気も時間も無いが、一護はルキアを抱き寄せた。
「さっきの話な」
「うん?」
「勢いでまあ、言っちまったけど…嘘じゃ、ねーから」
「…」
「今すぐは無理だけど、そのうち、ちゃんとするから。それに、痛くって悪かったけど…何度もすれば、そのうち良くなるって…」
「左様か。婚姻の口約束だけで、私を夜毎弄ぼうという魂胆だな?」
「何でそうなるんだよ」
「力ずくで乱暴しておいて、私を手に入れたと思ったら大間違いだ」
「おいおいおい…。分かったよ、後でちゃんと、オヤジに言うよ…それと、テメーの兄貴に…うはー!気が重い…」
「何故だ」

何故も何も…。一心は単純に喜ぶだろうが、問題は白哉である。
ルキアが嫁に行きたいと言い出したら、相手が誰でも素直に認めるはずが無い。そのうえ、よりによって一護とは。
一護は自分を、千本の桜色の刀がぐるりと囲む様を頭に浮かべる。まず100%そうなるだろう。そして今度は、自分は絶対に反撃できない…。
「あーあ…。弱冠16歳にして、こんな年上の嫁を貰う約束をさせられた挙句、下手すりゃもうすぐ死んじまうかも…」
「貴様という奴は…」
ルキアはさっと身を起こし、一護をうつ伏せにして馬乗りになる。か細いながらも肘でしっかりと首を締め、ぐっと反り返らせた。
「うぎゃっ!な、なんだよ…!死ぬ死ぬ、死んじまう!」
とっさのことで反撃できず、一護は素直にシーツを三度叩いた。

そのとき、ドアが開く。
「お兄ちゃん、ただいまー!…あれ?プロレスごっこ?」
「…あ、ああ、そんな…もんだ」
「へえー。ルキアちゃんって案外、活発なんだねえ。お兄ちゃんを負かすなんて、すごーい」
「え、ええ…。ほほほほほ…」
一護とルキアが何も身に着けていないことなど、遊子は一切触れずにドアを閉める。
二人がほっと胸をなでおろしていると、ドアの向こうでは遊子が噴き出していた。
廊下の先では、一心と夏梨が顔を覗かせている。この三人がいつの間に帰ってきて、いつから部屋の様子を伺っていたのかは…一護たちの知るよしもない…。


(完)


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