朽木ルキア大ブレイクの予感パート11 :  885氏 投稿日:2005/11/26(土) 22:50:10


『埋め代わりに投下』


「なんだよルキア、白玉まだ残ってっぞ。食わねーのか?」
「いや、もういい。明日からは現世だからな、帰って支度をする」
ゆうべから俺の家に泊まっていたルキアが、まだ日も高いというのにそわそわと帰り支度をはじめた。
「支度って…まだ昼じゃねぇか」
「それはそうだが…、その、な」
言い淀んで、目をそらすルキア。
口元が笑ってるんだよ、おまえ!
「………んなに…ぃ…ょ…」
「なんだ恋次、なにをごにょごにょ言っておるのだ」
「…」
「なんだ?」
「…そんなに、…嬉しいのかよ」
「…なにがだ?」
「一護に逢えるのが、だよ」
「!」
「…なんだよ、俺じゃダメなのか?やっぱり一護のほうがいいのかよ?」
ムカつく。
あれから、ルキアの身が自由になり、落ち着いた毎日が戻り、
俺たちはあれほど何度も体を重ね、お互いを確かめ合ったというのに。
今のルキアは明日からの現世を心待ちにしている。
ルキアの気持ちは、今、ここにはない。
俺のところには。
「何を言っておるのだ恋次!一護とは何もなかったとあれほどっ、ん、よせ恋次、もうっ…」
ムカつく。
帰り支度なんてさせてやらねぇ。
このまま夜が明けるまで何度もおまえを犯して、一護のヤローの目につくところに俺のもんだって印を残して、見せ付けてやる。
「やっ、いやだ恋次っ、んんっ!」
「もし現世にいたときにあのヤローと何かあったって言うなら、俺は…」
「れん、じっ…、あん、アアッ、痛い、いきなりっ…!」
「うるせー、まだ夕べの残ってるだろ、何発ぶち込んだと思ってやがんだ!」
「あっ、やだ恋次、あ、あん、アッ、アッ、ああっ!」
「ルキアッ…!」
「アッ、ああ、恋次っ、おっきぃ…!」
イヤだと言いながら、痛いと言いながらも俺に応えるルキア。
それはなんだかんだ言っても俺が好きで、俺に抱かれるのが嬉しくて、なのか。
それともただ体が気持ちいいだけなのか。
俺はあのヤローの代わりなのか。
―――――教えてくれ、ルキア。



(完)