朽木ルキア大ブレイクの予感パート11 :  728氏 投稿日:2005/11/09(水) 23:12:59


「よせっ、やめろ!」
「あかんなぁ、そんなん言われたからってやめると思てんの?
 いつものことなんやから、いい加減諦めたらええのに」
「こんなっ…、いやだ、ここはいやだぁっ!」

ルキアの悲鳴が狭い空間に響いた。
そこは天井近くにある鉄格子の付いた小さな窓がほんの少しだけ、外界の光をもたらすような薄暗い部屋。
一組の布団が敷かれてしまえば、もう余白はないような部屋。

いつもの部屋。ギンに辱められるルキアをいつも黙って見ている部屋。
しかし、今日はその部屋にいつもとは別の視線があった。
姿見だ。
全身を映すことのできる大きな鏡が、なぜか、この薄暗い部屋に置いてあった。
「よっこらしょっと、ホラ、そろそろおとなしくしや」
裸にされ暴れるルキアをギンが抱え込み、鏡の前に座らせる。
「ふっ…っくっ」
「ホラ、目ぇそらさずにちゃんと見ぃ」
ルキアの背後に座るギンの手が、鏡に映る己のあられもない姿を見まいと顔をそむけるルキアの顎をつかんだ。
「くぅっ…」
歯をくいしばり逆らおうとするが、小柄なルキアの力では到底、男の力にはかなわず、
ルキアは意に反して鏡に目線を向けることになった。
鏡には、背後のギンが腕を廻し、ルキアの白く小さな乳房を揉んでいるのが映っている。
初めはやわやわと乳房全体を揉みしだいていたが、ギンの指は次第に桃色の乳首に触れる。「くっ…コリコリやで」
「い…や、だっ」
嘲笑いながら己の体を撫で回すギンの腕から逃れようと、ルキアは必死でギンの腕に爪を立てる。
しかしギンは僅かに顔をしかめただけで、ルキアの腕を振り払う。
そして、ルキアの両脚を膝下から抱え込み、鏡に映すように拡げた。
「よ、よせっ、やめろぉっ…!」
「ホラ、見てみ。ルキアちゃんの大事なとこ、丸見えやで…。
嫌らしなぁ、養女とはいえ朽木家の娘ともあろうもんが、こんな股広げて…」
「いやだぁっ!」
ルキアの目には悔しさと恥ずかしさで涙が溜まっていた。
鏡には、大開きにされたルキアの陰部が恥ずかしげもなくさらされている。
それがわかっていながら、ギンの力にはかなわず、脚を閉じることができない。
「ルキアちゃん、毛ぇ薄いから、中まで丸見えやな」
「言うなっ!」
ギンがわざと口に出す言葉の一つ一つに、羞恥心からルキアは反応してしまう。
それが余計にギンを愉しませるのだが、ルキアにはそんなことを考える余裕はなかった。
背後から廻された左腕がルキアの左膝を抱え、右腕はルキアの陰部に触れる。
薄い恥毛を揶揄するようにさわさわと撫で、その中心にある小さな芽に触れる。
「なんや、もうこのへん全部濡れてるがな」
ギンの言葉通り、ルキアの陰部は既に溢れる愛液で潤っていた。
自分の痴態が鏡に映る、それだけでルキアの羞恥心があおられるのには充分だった。
ギンを振りほどくことのできないルキアは、最後の抵抗として、広げられた両脚を閉じようと膝に力を入れる。
「手ぇ動かされへん、力、抜き」
ギンが耳元で囁くように言い、ルキアの首筋に舌を這わせ、舐め上げる。
それに反応したルキアの膝が一瞬、緩んだ、その隙に。
「いやあっ!やめっ…!」
我に返ったルキアが悲鳴を上げたが、ギンは自分の両膝を立てルキアの両脚の下に滑り込ませ、ルキアの陰部を晒し出した。
「いやっ、いやだっ…」
思い切り両脚を開かされたせいで上半身が後ろに倒れ掛かったルキアは、起き上がろうと必死でギンの両膝に手をやり、もがき暴れる。
しかし背後からギンの両腕で胸や腰をつかまれ、脚を閉じることも起き上がることもできない。
両脚を鏡の前で広げられ、上半身をギンに預けるような姿勢でルキアは喘ぐ。
「ホラ、ええもんやで」
「ん、んあっ、ああっ!」
鏡にはギンの二本の指を根元までくわえ込んだルキアの陰部が映っていた。

「いやっ、いやだっ」
脚を閉じることは不可能と思い知らされたルキアは、それならばと自分の手で陰部をまさぐるギンの大きな手をよけようとつかむ。
しかし、ルキアの小さな手ではギンにとっては少しの抵抗にもならず、二本の指がルキアの中で好きなようにルキアを犯す。
中を掻き混ぜる。
入り口を捲るように出入りする。
「あっ、ああっ、やぁっ!ああんっ!」
ルキアの声とともに、グチュグチュという音が薄暗い空間に響く。
そして眼前の鏡には薄い恥毛の奥にギンの指をその付け根まで咥え込み、涎を垂らすかの如く愛液を流すルキアの膣口が映っていた。
ギンの空いているほうの腕はルキアの白い乳房をつかみ、時折気まぐれに、その中央で存在を誇張するかのように固くなった乳首をつまみあげる。
「ホラ見てみ、キミはホンマやらしい子や、下のお口はもうこれじゃ足らん言うてるで」
ギンはルキアの耳に舌を差し込んだ後そう呟き、ルキアの小さな膣に三本目の指を突き刺した。
「っあああぁっ!」
一際高い悲鳴を上げ、ルキアが身を竦ませる。
「よう締まってるで」
そう言ってギンは陰部を覆う手から親指を立ち上げ、赤く姿を現しているクリトリスを強く弾いた。
「ひぁっ、ぁあああっ!」
ルキアは強すぎる刺激から逃れることができず、脚を広げ陰部を鏡に晒したまま一度目の絶頂を迎えた。
全身をを強張らせ絶頂を迎えたルキアの身体が緩んだのを見計らい、ギンはルキアの両脚に絡ませていた自分の脚を外し、ルキアの背から離れた。
「ん、…っ」
突然自由になっても絶頂を迎えたばかりのルキアは自分の身体を支えることができず、仰向けに倒れこんだ。
せめて、と脚を閉じようとするが、無理矢理ギンの脚に固定されていたため膝が痛み、力を入れることができない。
「いつまで寝てんのや、起き」
仰向けのまま薄目を開けると、いつの間にか死覇装を脱ぎ全裸になったギンが傍らに立ち、ルキアを見下ろしていた。
「…っ」
ルキアは顔を背け、力の入らない上体をねじり逃れようとした。
「自分だけなんてあかんよ、次はボクを気持ちよくさせてや」
ギンはそう言い、身体を屈め、腕を伸ばしてルキアの髪の毛を掴んだ。
「いっ痛いっ、いやっ!」
無理矢理に上半身を起こされ抵抗するが、ギンが髪から手を離すわけもなく、頭皮を引きつる痛みがルキアを襲う。
「ホラ、暴れたらルキアちゃんのサラサラな髪が抜けてしまうで」
言いながら、ルキアの口にギンは自分のペニスを押し込んだ。
「んっ、ぐぅっ」
呼吸を整える間もなく、既に誇張を始めているペニスを口に差し込まれ、ルキアは反射的に歯を立てた。
「ッ…!」
ギンが顔をしかめたのに気づいたが、その瞬間、ルキアの髪はさらに強く引っ張られ、その直後、喉の奥にまで、ギンのペニスが押し込まれた。
ルキアは声を出すこともできず、一瞬息が詰まり、胃がせり上がるような苦しさを覚える。
固く閉じられたルキアの目の端から、大粒の涙がこぼれた。
「ホラ、舌使い」
後頭部を手で押えこまれ、ルキアは息苦しさから逃れるため必死でギンのペニスに舌を絡ませた。
「手も」
命令され、片手でギンのペニスの根元を刺激し、もう片方の手で袋を柔らかく揉みしだく。
幾度となく犯され、辱められてきた中で教えられた手技。

「目ぇあけ。鏡見てみ。いやらしいルキアちゃんの姿、映ってるで」
そんなことを言われ、はいそうですかと鏡を見るわけはない。
自分がどんな姿をしているかなど、見たいわけがない。
固く目を瞑るルキアの髪が再び引っ張られる。
「ふぅっ…!」
「目ぇあけ」
痛みに負け、恐る恐る、細目を開いて鏡に目を向ける。
―――――そこには、全裸で立っているギンの股間に、陰毛の中に顔半分を埋め、全裸でひざまづく自分の姿が映っていた。

「っ、うっ…」
恥ずかしさと情けなさと苦しさから、ルキアの目から大粒の涙がこぼれる。
小さな口にみっちりとギンのペニスを咥え、白い肌を赤く染めながら涙をこぼすルキアの姿に、ギンのペニスも限界を迎える。
両手でルキアの頭を掴み、前後に動かし始める。
「んっ、うぅっ」
息苦しいが、また歯を立てることは許されない事を経験から知るルキアは、涙をこぼしながら太いペニスに喉を突かれるがままになった。
「ッ…クッ!」
物も言わずにギンのペニスが弾け、ルキアの喉に熱い液が流し込まれた。
「んぐっ…!ふっ…!」
飲み込むつもりであった。
いつもそのように強制されていたルキアは、ギンの精液を飲み込むつもりではあった。
しかし息苦しさをずっと我慢していた喉に精液を流し込まれ、身体が正直に拒んだのである。
最初の一撃を浴びせられた喉が、そのまま精液を受け付けることなく、ルキアはむせ返ってしまった。
そして、反射的にペニスを吐き出し、顔をそむけてしまった。
「コホッ、ゴホッ…!」
ルキアは先ほどまでの息苦しさも手伝い、両手を床についてむせ続けた。
「…フゥ」
傍らに立つ男が、大きな溜息をつく。
「…ルキアちゃん、キミって子は…」
むせながらも、ギンの機嫌を損ねてしまったことは間違いないと思ったルキアの全身に冷や汗が湧き出た。
辱められるのはいつものことではあるが、それでもギンの機嫌の良し悪しでルキアになされることが違ってくるのも経験で知っている。
「も、申し訳ありません市丸隊長っ…」
ルキアはそのまま手をつき、頭を下げた。
「…ッ」
頭上から息が漏れる音が聞こえ、ルキアはギンが怒りに震えているのだろうかと危惧した。
「申し訳ありません、申し…」
謝り続けるルキアの傍らにギンが膝をついた。
恐る恐る顔を上げたルキアは、しかし、意外なものを目にした。
「ックックッ…」
市丸ギンは、可笑しそうに笑っていたのである。

いつも厭らしい笑みを浮かべてはいるが、ルキアを辱める時に声を出して笑うなどという姿を、ルキアは今までに見たことがなかった。
「あ、あの…」
いぶかしむルキアを見て、ギンはルキアの髪に手をやる。
「はぁ〜ルキアちゃんて、かわいいねぇ」
「は…、あの」
意味がわからず固まるルキアを眺めながらギンが続ける。
「ねぇルキアちゃん。キミ、いつもボクに触られたら嫌や嫌や言うとるけど、あれ嘘やな」
「なっ…!」
「さっきも指だけでイッてしもうたし、今やってホラ」
そう言い、ギンはルキアの顔を掴み、鏡のほうに向けさせる。
「自ずからオトコ喜ばすようなことしてるもんなぁ」
「…!」
――――――鏡には、口の端から髪の毛にかけて、白い液をこびりつかせたルキアの姿が映っていた。
「…ッ!」
「おーっと、アカンよ、ええ格好なんやから」
思わず精液をぬぐおうとするルキアの手をギンが掴む。
「離せっ…!」
「ホラホラ、大人しくしや。もうキミの言葉に説得力はないで」

ルキアはむせて精液を飲み込めず顔を背けた。
しかし、ギンの射精が止まるわけもなく、放出され続ける精液がルキアの顔面を直撃したのだった。
苦しさのあまりむせ返るルキアは、それに気が付かず…。
「飲み込むより、かけられるほうが好きやったんなら、最初から言やええのに」
呆然と座り込むルキアの髪をギンが引っ張り、四つんばいにする。
「ホラ、淫乱なルキアちゃんはもう我慢できんやろ」
「やっ…!」
「もうイヤは聞かんて」
逃げようともがくルキアの腰を軽々とつかみ、ギンはルキアの陰部をまさぐる。
「んんっ!」
「ホラ、何もしてない間にも乾くこともなく、オトコを待ってるで。…ホンマにキミはイヤラシイ体してる」
そう言い、ギンは固さを取り戻したペニスを一気にルキアの膣に突き刺した。
「イッ、イヤァーーーーーッ!」
濡れてはいても、中は狭くなっている。
そこをほぐすこともなく太く固いものを突き入れられ、ルキアは全身を強張らせ悲鳴をあげた。
「イヤッ、やぁっ!」
涙をこぼすルキアを意に介すこともなく、ギンは腰を打ち付ける。
「イヤやないやろ」
ぐちゅっ、ぐちゅっという粘着質な水音とともに、二人の身体が打ち合う音が部屋に響く。
「気持ちええんやろ、ホラ、こんなに濡れてるで」
片手でルキアのクリトリスを刺激しながらギンが言う。
「んんっ、くうっ!」
声を出すまいと、ルキアは歯を食いしばり顔を伏せる。
「あかん。顔あげ」
額を床につけるように顔を伏せるルキアの髪を鷲掴みにし、顔を上げさせる。
「ホラ、映ってるで、オトコに突かれて感じてるキミの姿」
「イヤだぁっ!」
なおも目を固く閉じ、顔を背けようとするルキアの顎を背後のギンが掴む。
「ぐっ…!」
歯を食いしばり抵抗するが、指で唇をなぞられ、耳に舌を差し込まれ、息が漏れた瞬間を逃さずに、ギンの指がルキアの口に忍び込む。
「んっ、んんっ!」
嫌々と涙を流しながら首を振るが二本の指が舌に絡められ、また息苦しさがルキアを襲う。
「ふっ…」
息苦しさに負け、遂にルキアは目を開けた。
―――――鏡には背後のギンに腰を打ち付けられ、指を咥え、涎を垂らし獣のような姿をした己が映っていた。
「やぁっ、いやぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「クッ!」
急激な締め付けに耐えられず、ギンは再び熱い白濁をルキアの中に流し込んだ。


―――――うっすらと目を開けた。
自分の置かれている状況が飲み込めず、目をあちこちに向ける。
天井近くの鉄格子の付いた小さな窓が視界に入る。
しかしそこからは全く光が差し込んではいない。
どれくらい時間が経ったのかわからないが、昇っていた日が沈む時刻になっていることは確かだ。
肌寒さを感じふと身動きすると、自分が何も身につけていないことがわかった。
ゆっくりと上体を起こす。
狭い部屋にはルキア以外の誰もいない。
気を失うまで、いや気を失いかけても何度も何度もルキアを突き上げ、ルキアの中に精を吐き出した男もいなくなっていた。
帰らねば。
帰っても、誰も自分を暖かく迎え入れてくれるわけでもなく、広い部屋の中で一人で食事をするだけではあるが、帰宅があまりにも遅いと、兄に不審を買う。
自分を心配してではない。
夜遅くに朽木家の娘が出歩くことに対する風評がたってしまえば誇り高い兄の怒りを買うのは目に見えていた。
帰らねば。
ひどい疲労感と倦怠感を覚えながらも、部屋に入ってすぐに脱がされた死覇装を探すため立ち上がろうとした。
その途端、膣の中から白い液がだらりと溢れ出てきた。
「…ッ!」
帰れない。
こんな身体では帰れない。
顔に乾いた精液をこびり付かせた自分に、帰るところなど、ない。

狭い部屋でひとり、静かに嗚咽を漏らすルキアを、鏡だけが見ていた。


(完)