朽木ルキア大ブレイクの予感パート7 :  424氏 投稿日:04/07/24 02:18


イチ×エロルキアたん


その日、黒崎邸には一護とルキアの二人しか居なかった。
遊子と夏梨は校外学習。親父は学会。
最大の障害コンは「たまには里帰りしろ」と、学校帰りに浦原商店に放り込んで来た。
これで虚さえ出なければ、正真正銘二人きりの夜だ。
その一護の下心に気付いているのかいないのか、ルキアは浦原の許へ風呂を借りに行く手間が省けた、と呑気に喜んでいた。
そのルキアはさっき「喉が渇いた」と言って台所に降りたまま、なかなか戻って来ない。
様子を見に行こうかと一護が腰を浮かしかけた時、ドアが開いた。
「何やってたんだよ。…ルキア?」
先迄と微妙に様子が違う事に一護は気付いた。
頬から目許が仄かに朱に染まり、瞳は眠たげに潤んでいる。
具合でも悪いのか、と心配した瞬間に、近付いて来たルキアからふわりと漂った匂いで全てを悟る。
「…お前、飲んでんのか?」
ルキアがこくんと頷いた。
「貴様の親父殿の酒を、少ぉし」
しっかりしているように見えて、語尾が何となく怪しい。
足元も微妙にふらつき、完全に酔っている様だった。

折角、心置きなく楽しめると思ったのに、何酔っぱらってんだコイツは、と落胆する一護の顔をルキアが覗き込む。
「どうした?」
「…何でもねーよ」
ルキアの息に混じる微量のアルコール臭に一護はつい顔をしかめ、ルキアはそれを見逃さなかった。
「…一護っ!」
「うぉっ!?」
何の前触れも無く、ルキアが一護に抱き着く。
その勢いを受け止め切れず、ルキアに押し倒される形で一護はベッドに転がり込んだ。
「何だ、その顔はぁ?」
ルキアの目が据わっている。
どうも絡み癖があるらしい。
「何か文句があるのか?んん?」
顔を寄せて来るルキアを避けようとして、一護は後ろへのけ反った。
その一護の腹にのし掛かるように、ルキアは更に膝を進めて来る。

体重を掛けるので、ルキアのささやかな胸が一護の胸板に押しつけられた。
その柔らかさと、ふたつの小さな異物感で、一護はルキアがブラを着けていない事に気がついた。
ワンピースの肩紐がずり落ちそうになり、酔いで上気した肌が妙に艶っぽい。
「も…文句なんてねぇよ!良いからお前、離れろって!」
赤くなって喚く一護を、ルキアは相変わらずの据わった目でじっと見つめる。
「ほほーう、離れて良いのか?こっちはやる気のようだが」
やおらルキアの手が一護の股間に伸び、ぐっと力を入れて握り締める。
ジーンズ越しでも分かる程に、一護のそれは硬さを持ち始めていた。
突然の事に言葉を失う一護に、ルキアが勝ち誇ったようにふふんと笑う。
「したいんだろう?それとも、されたいのか?」
ルキアが手を動かすと、布越しに先端が擦られ、そのまま出してしまいそうになり、一護はその衝動を必死に堪えた。
「てめ、やめろ…」
「今やめたら困るだろう?」
手探りでルキアがジーンズのジッパーを下ろす。

「安心しろ。最後まで面倒は看てやる」
ジーンズと下着を下ろし、現れた一護の強張りをきゅっと掴む。
小さな舌で、竿を丁寧に舐め始めた。
「…っ、ルキア…」
やめろ、と言いたいのだが、言葉が続かない。
自分から責める時とは違う快感が、腰を支配し抗う気力を奪う。
ただされるがままに、脚の間に顔を埋めるルキアを見ていた。
根元からゆっくりと舐め上げた舌が、カリの辺りを優しく擽る。
亀頭を包むように舌を滑らせ、先端に辿り着いた。
先走った精で濡れた先端に、ルキアの唇が吸い付く。
ちゅ、ちゅ、と小さく音を立てながら、啄む様なキスを繰り返した。
白く細い指先は、濃い茂みを分けて陰嚢に絡み付き、やわやわとそれを揉みしだく。
焦らす様な刺激が、それでも腰から背に抜ける悦楽の波となって、一護をまだ知らぬ域へ押し遣る。
「ルキア…、俺…っ」
「まだ我慢しろ」
一護の訴えを一蹴し、ルキアが先端を口に含んだ。
歯は立てぬ様に、ゆっくりと奥まで呑み込んで行く。

一旦、根元まで呑み込んだそれを、頬の内側で締め付けながら、ゆるゆると引き抜く。
亀頭に唇がかかる辺りで、再び根元まで銜え込み、それを何度も繰り返した。
時折、含んだままのものに舌を絡ませながら、次第にその動きが早くなる。
出し入れする度に、じゅぶじゅぶと卑らしい音を立てて唾液と精液の飛沫がルキアの頬に飛んだが、それも意に介さない様にルキアは一心に顎を動かした。
ぴったりと絡み付く腔内の柔らかさと、表皮を滑る唇の感触は、自ら挿れて腰を動かすのとは違う快感を一護にもたらす。
「ルキ、ア…おま、凄ぇ…」
喘ぐ自分の声に気付かぬまま、一護はルキアを見遣る。
揺れる前髪から覗く顔が、時折眉根を寄せ、きつそうに歪む。
殆ど息もつかずに一護を銜え込んでいる所為だが、今の行為に酔わされた一護の頭はそこまで気が回らない。
ただその端正な表情が乱れるのを、それすらも綺麗に思いながら見つめた。
ルキアが自分のものを銜えている、その光景だけで嫌が応にも興奮が高まる。
「う…ぁ…、駄目だ…っ」
急激な昂りを堪え切れず、溜め込んでいた精を一気に解き放った。
「…っふ、ぅ…ぐ」
呻きながら、それでもルキアは喉の奥に放たれたものを、ゆっくりと飲み下す。

次第に硬さを失うそれから口を離し、最後に先端から軽く吸い出してやると、弛緩した一護の身体がびくっと反応した。
「ぅあぁ…っ」
情けない声を出す一護を、ルキアが嬉しそうに笑いながら見下ろす。
「そうしていると、年相応に可愛らしいな、貴様」
荒い息が収まり、快楽の波が引くと、猛烈な恥ずかしさが一護を襲った。
いつもは自分が主導権を握っていた筈なのに、あっさりと覆され喘がされ、自尊心めいたものが突き崩された様だった。
悔しいのと照れ隠しで、つい声を荒げる。
「てめ、この…!」
「きゃあっ!!」
突然跳ね起き、バランスを崩して声を上げるルキアを逆に組み敷いた。
ワンピースの裾に手を入れ、下着の上から秘所に触ると、指先に温かく湿った感触が伝わった。
「お前も、したくなってんだろ?」
裂け目に指を添わせて押し付けると、ルキアが甘い息を吐く。
下着越しに裂け目に沿って指を往復させ、敏感な部分で指先に力を入れる。

「んー…一護ぉ…」
ルキアが焦れた声を上げ、縋る様に一護を見上げる。
尻を浮かせ、自分から押し付けて来るルキアの腰の動きと、指先に伝わる熱の高まりに、収まっていた劣情の象徴がもう一度頭をもたげた。
「すぐ挿れてやるよ」
秘部を覆う下着をずらし、横から一気に突き入れた。
「あっ、あぁんっ」
高い声を上げて、ルキアが顎を反らせる。
それだけで達したかと思うような反応に、一護は何故か乱暴な気持ちになるのを押さえ切れない。
「勝手にイってんじゃねぇ」
ルキアの腰を強く掴み、一護は腰を動かし始めた。
「はぁ…ん…あ、あぁ…っ」
酔いの所為で自制の箍が外れたルキアが、大きな声で鳴き始める。
何の愛撫も加えなかったルキアの中は、充分に潤い、待ち受けていたかの様に一護を締め付けた。
ただひたすら奥へと突き込む度に、粘膜が擦れ合い、溢れる愛液がぐちゅぐちゅと音を立てる。

「あ…いい…っ、あん、あ…ぁっ」
喘ぎながら、ルキアの手がワンピースの肩紐の下にそろそろと入り込む。
細い指先で自分の乳首を弄ぶのを見て、一護がその手を掴んだ。
「ヤラしい事すんなよ」
動くのを止め、ルキアの脚を抱え上げる。
その脚を肩に乗せ、真上から突き刺す様に律動を再開した。
「俺が、気持ち良くしてやる…!」
一層激しく腰を動かし、ルキアの中に入り込む。
太い根元が襞を押し分け、硬く反り返った先端に内壁を擦られ、ルキアは頭を振って激しい突きに耐える。
「いやぁ、あっ、もっと、もっと…っ」
うわ言の様に喘ぐ声が掠れ、次第に意味を失っていく。
そろそろルキアの限界が近いと感じ、一護は繋がった部分に思い切り体重を掛けた。
「良いぜ、イけよ…っ」
「あっ、っぁ…!」
短く息を吸い込んで、ルキアが弓なりに背を反らす。
腟全体がきゅうっと締まり、そこに一護は精を注ぎ込んだ。

「あつ、い…一護…」
全身を小さく震わせるルキアの中から、一護は自身を引き抜く。
ひくひくと収縮を繰り返す入り口から、白濁した粘性の液が溢れ出し、腿や尻を伝ってルキアの下着と服を汚した。
ぐったりと横たわり肩で息をしながら、それでもルキアはうっとりとした表情で目を閉じている。
無防備に身体を開いたまま姿に、今満足した筈の下半身がまた疼き出す。
ルキアの肩に手を掛け、俯せに寝かせた。
「一護…?」
シーツに顔を埋めたルキアが、不思議そうに一護を振り返る。
ワンピースの裾をたくし上げて、汚れた下着を脚から引き抜いた。
腰を持ち上げて、脚を拡げ膝をつかせる。
そうする間も、ぼんやりとした目で一護の動作を追うだけで、ルキアは抵抗しない。
後ろから指を宛てがい襞を開くと、今しがた注ぎ込んだ精がルキア自身の愛液と混じり合って、とろりと流れ出した。
「ふぁ…っ」
声を上げたルキアの腰がびくんと跳ねる。
片手の指で、紅く充血した肉芽を弄りながら、2本の指を差し込み、内側から押し拡げる様に掻き回す。
次から次へと溢れ出る愛液が一護の手を濡らし、更に零れ落ちてシーツに染みを作った。
自分の指を飲み込み、卑猥な水音を立てるそこに、すぐにでも挿れたい衝動を抑えて、一護は指を動かし続ける。

溶けそうに熱い内壁を指の腹でゆっくりと探り始めた。
「や…ぁ、は…っ、一護…」
「焦んなって」
「ん…ぅ…ぁ…っ」
一護の指に促され、感じるままに我知らずルキアが腰を振り始める。
誘うように揺れる尻を舐め上げた。
腰から背骨、脇腹に序々に舌を這わせて擽った。
いちいち小さく反応し、嬌声を上げる様が可愛らしい。
膣壁を探る一護の指先が微かな違和感に触れた瞬間、ルキアの身体がびくんと過剰に反応した。
確かめる様にもう一度その箇所を強く押す。
「ひぁあっ」
背筋を抜ける様な快感に、ルキアの息が一瞬止まる。
腟が再びきゅっと締まり、今までと比にならぬ程の量の愛液が溢れ出した。
「凄ぇ、ぐしょぐしょだ…ほら」
濡れて光る指先をルキアの前に差し出す。

「一護…」
「あ?」
「……」
聞き取れない程の小声でルキアが何事かを呟く。
「何だよ。聴こえねぇ」
「指、だけじゃ、嫌だ…」
消え入りそうな声に、一護はしてやったりと笑う。
「…欲しい…」
「分かってるよ」
既に硬さを取り戻したそれをひくつく入り口に宛てがい、一息に貫いた。
ルキアの太股を抱え、後ろから何度も突き上げる。
「い…っ、うぁっ、あぁっ」
既に力の入らなくなったルキアの身体が、突かれるままにがくがくと揺れる。
ベッドに崩れ落ちそうになるのを、一護が腕を回して支えた。

深く挿し込んだまま、掌でルキアの下腹をぐっと押し上げると、腟口がぎゅっと締まり、一護の根元を詰く締め付けた。
「く、ふぅ…っ」
苦しげに息を吐くルキアを、今度はゆっくりと責め立てる。
抉る様に腰を使い、小刻みに奥を突く。
腹に回した手で臍の周りを撫で時折強く押しては、強張りに絡み、締め付ける内壁の感触を楽しんだ。
「ぅ…んん…っ、ふぁ、ぁ…、一護ぉ…」
「何だよ」
「もっと、…ぁん、おねが…ぁ、あっ」
ぎりぎりまで引き抜いたのを、再び強く押し込んだ。
「これで良いんだろ、ほらっ」
打ち付ける度に、ルキアの張りのある肌が弾けるような音を立てる。
腿を伝う濡れた感触が、汗なのか精液なのか、互いのものかも分からない程、激しく腰を打ち付けた。
「やっ、あんっ、あっ、うっ、もっ…、いく…っ」
「ルキア、ルキア…っ」
急に内壁の圧が上がり、一護を思い切り締め付ける。
ルキアの名を呼びながら、二度目の精をルキアの中に解き放った。

目を覚まして、ルキアは何故か自分が一護のベッドにいる事に気がついた。
妙に怠い身を起こすと、それだけの動きががんがん頭に響き、思わず顳かみを押さえた。
昨日から着たままのワンピースはめちゃくちゃに皺が寄って、服は着ているのに何故か下着は着けていない。
汚れたままの脚の間やベッドの様子から察するに、昨夜何をしたかは明白だ。
が、ルキアは何も覚えていない。
台所で何気なく酒を口にし、部屋に戻ろうとした辺りまではかろうじて覚えているが、そこでぷっつりと記憶が途切れていた。
宿酔いの頭で考え込んでいると、背後で一護の呻く声がした。
振り向くと、目を醒ました一護と目が合う。

「おす」
「…う、うむ」
まだ眠たげな一護に、ルキアは恐る恐る尋ねてみた。
「一護、その…昨夜は」
「昨夜?あー、凄ぇ良かった…」
いやに満足そうな一護の口調に、何故かルキアは不安を覚える。
「…私は何を」
「覚えてねぇの?お前、口で」
「ま、待て!もう良い!それ以上言わなくて良いぞ!」
「何だよ、自分から『欲しい』とか言っ」
「言うなと言ってるだろうが貴様ぁ!!」

暫くこの夜の件で一護に揶揄われまくり、以降ルキアは決して酒を口にしなくなったとか。



(完)