朽木ルキア大ブレイクの予感パート11 :  275氏 投稿日:2005/09/17(土) 01:36:49


 一枚向こうの、そのまた向こうの壁から細かい水の落ちる音が聞こえる。
そんな湯煙の妄想も抱きながらも、どうして女はこうも長いんだよ!と、内で愚痴を溢した。
今俺は、洗面所の扉の前に立たされて、ルキアのお風呂の見張りをさせられていた。
 だいたい何が楽しくてこんな所に立たされているんだ。ルキアがバレることも冷々したが、
真夜中の暗がりの廊下に夢遊病の如く立ちすくむ自分を見られる事も冷々やした。
「ったく…早くしろよな‥…家の奴らにバレたらどうすんだよ…」
 それだけはどうしても避けなくてはならない。そのことはルキアも重々承知の筈なのに、
相変わらずの風呂の長さに飽きれ、扉の前に座り込んだ。すると、時間も時間、眠いときは眠い。
門番失格と分かりつつも、座ってしまったときには睡魔が背後まで迫っていた。

 そうやってうつらうつらしていると、ふと、水音とは別の音が少しして鼓膜に届いた。
「‥…え…?‥だれ……?」
 俺の睡魔は吹き飛ばされ、跳ねるように反射的に立ち上がった。その拍子にガタン、と扉にぶつかる。
「えっ‥え?……だれかいるの…?」
 暗闇で姿は確認できないが、その声は遊子だとすぐに理解できた。嫌な汗が身体中に一気に溢れだす。
―やっ!やべぇ!?こんなトコにいるのバレたら……?!夢遊病になんてされたらいい迷惑だ!!
 なぜこんな行動をしてしまったのか、目覚めが原因なのだろうか、気の動転した俺はいつのまにか洗面所に身を隠してしまった。
 洗面所に入ってから気が付く。
―逃げ場ねぇじゃねぇか!?つーか自分の首絞めてどーするよ?!
 確かめに来る足音は確実に洗面所に近付いているのは明らかだった。
しかもこのシャワー音は筒抜けだ。今洗面所を出ては怪しまれる。
 逃げ場は、ある。すぐ目の前に、ある。さらに洗面所の奥に入れば、確実に、ある。
俺が風呂に入ってるってことにすれば全部丸く収まるんだ。しかし…、
―ルキアが入ってんじゃねーかよ!?
 だが、俺が迷っているうちに遊子は近付いている。今ある打開法は…やっぱこれしかねぇ!!


「……あれ‥?‥、ん、誰か入っているの?」
 風呂場の向こう、つまり洗面所から遊子の声が聞こえた。俺は動転思考を押さえ込む。
「‥あ、ぁ?、、遊子、か?」
「‥お兄ちゃん?もしかしてさっきのも?」
「あぁ、、そうそう。実は、寝汗かいちまって風呂入りたくてよ。」
 聞かれてもいないことまで勝手に説明している。相当焦っているのを感じた。
「ふーん…ちゃんと電気切っといてね。」
「お、おう!」
 そういうと、遊子はあっさりと出ていった。なんとか修羅場は切り抜けた……
そう、胸を撫で下ろした俺は一つ溜め息をついて、頭を垂れる。
するとそこには、口を俺の掌で押さえられて、顔を真っ赤にしている裸の少女が、
恥ずかしいところを見せないように隠しながら、わなわなとした涙目で俺を睨んでいた。
「だっ、うぁ!ルキアっ!?」
 反射的にのけぞる様にルキアから離れる。そういえば、俺は今ルキアの風呂にお邪魔しているのだとようやく気が付いた。
そして、今頃になって下半身が疼いてきた気がする。
「…貴様っ!!いったいどういうつもりだ?!勝手に風呂に入ってくるなんて―」
「ばっ!馬鹿っ?!んな大きな声だすと!!」


 ドタバタの次にバン、という音をならして風呂場の扉が開かれる直前にルキアを湯船に放り入れて、
俺もそこに飛込むように入り、コイツを湯に沈めつつも背で隠した。
「おっ!お兄ちゃん!!今変な声がっ‥?!」
 幸い、湯は入浴剤で白濁をしていたのが助かったが、
空気を求めもがくコイツを、更に沈めて暴れないないようにキツク抱き締める。
「あ、ぁ〜!転んだ、だけだ!!‥…ゔっ…?!」
 抵抗するルキアの拳が嫌なところに食い込んだ。
―なっ…なんつートコロをっ……!? 
「どうしたの?!大丈夫?!」
「…だっ……、だいじょうぶ‥だっ…!!」
 言うまでもないが、勿論そんな筈がない。顎がガクガク震えてやがる…
「本当?だって顔青いし蹲ってるよ…?!」
「いやっ…?!……っ‥つーか男が入ってんのに開けるなって!!」
「あっ!ごめんなさいっ!!」


 やっと遊子は扉を絞め、出ていった。一難去って一息をつこうとしたが、また、次は蹴りがあらぬところに入れられた。
「あ゙がっ……!?」
 悶絶の痛みに両手を俺の分身に当てがう。そうしてようやく、解放されたルキアは湯から顔をあげた。
咳き込みながらもやっぱり相変わらず顔は赤いまま、狭い湯船でも俺から離れながら乳房と股を隠しながらきつく睨みつける。
「…はぁっ‥はぁっ……きっ…貴様、私を殺す気かぁ?!?」
「しっ‥静かにしろっ……」
 次に戻ってきたらもう誤魔化せねぇ…俺は真逆の真っ青な顔で何とか言葉を振り絞り、
片手で弱々しくルキアの口を押さえる。俺のそんな様子に気が付いたのか、その片手をどかせて不思議そうにする。
「…どうかしたのか?」
 コイツ、自分のしたことを覚えていないのか……やばい…もう使いモノにならないかも……
「てめ…ココ蹴ったじゃねぇか……」
 視線を湯船に落とす。すると察したルキアは恥ずかしがる前に、焦ったように口許を湯で流し始めた。
「…何してんだ‥‥」
「きっ、貴様がそんなトコロを触れた手で私の口を押さえたのではないか!?」
 いったい誰の所為で見張りまでやらされて、見付かりかけて、
挙げ句こんな痛い目にあってんだよ!?と、声を荒げたかったが鈍痛に蝕まれる。
「…と、いうか……いつまで入っているつもりだ!!早く出て行け!!」
 俺、可哀想すぎる。こんな状況ですら痛みと不便の念で下半身すら萎えてやがる。
つーか、ヤバい、痛さが。体も、心も。
「‥…いや…マジで痛くて出れねぇ…」
 本当に痛がる様子を見て、というか真っ青なのに無視する方がどうかしているが、
諦めたのか重々しく溜め息をついたルキアが俺に背を向けた。
「全く―もう良い!私が出る!後ろを向けっ!!」
 もう言い返す気力すらない俺は素直に後ろを向く。すると俺の背後でゆっくりと湯船から足を出して、
多分タオルで体を隠しながら扉に手を掛けた。しかし、そこで気付く。
「……待て…っ!多分まだ遊子は起きてる……今出るとバレちまう、、もう少しここに居ろっ……」
「そんなことを言って、いやらしいことを考えているだろ…?!」
「考える余裕ねぇって……」
 第一この痛みでそんな気はなかなか起きない。さすがにルキアもバレるという三文字には敏感だった。
今の俺のこともあり、大丈夫だろうと判断したのか、扉から手を退かして椅子に座ったようだ。
「…お前、風邪ひくぞ……」
 見張りまでさせられ看病までさせられるのはもっての他だ。
中へ入れと言うために無意識に振り向いた。すると背を向けたルキアと目が合う。
「後ろを向いとけと言っただろう!」
 そしてタワシが顔面に入る。
「体を洗うだけだ!!絶対振り向くな!いいな!!」
 俺はただ、顔面の痛みと下半身の痛みの余韻と心の痛みに耐えるしかなかった。


 ルキアが自身を洗い出して少し、痛みも若干治まってきた。すると、下半身が痛みを乗り越えて、思考が急に別の方向に走り出した。
―冷静に考えりゃ…いまスゲーことなってるんだよな。
 見てはいけない、そう言われるとみたい。しかも対象がそんなのならば尚更だ。
こらえきれる筈もなく、俺は水音を立てないようにそっと振り向く。
 すると目の前には、ルキアの小さな背中が見えた。どうやら洗うことに気がいっていて気付く様子がない。
俺はしめたと思い、じっくりコイツの背中を眺めさせてもらう。
 口には出さないが、輪郭にしろ、腰にしろ、本当綺麗で流れるような無駄な肉のない背中で、
かといって骨張っているわけではなく、吸い付くようで柔らかそうだった。それにいつも思うのだが、
コイツの背中は俺にすっかり収まってしまう程小さく頼りない。
それなのに、あんな強がったり、大人っぽかったり、でも実はやっぱりガキみたいにあどけなく、純なヤツなんだよな―。
そんなことを思いながら視線を下に落とすと、白い二つの丘に咲いた花が見えた。
―そんな純なヤツに、そんなことしてるんだよな、俺。
 思わず、くすぐったいような独占感にニヤついてしまう。
―そういえば、あんまり尻って気にしたことがないな。
 いつもは正面から、唇、胸、そして恥ずかしい場所へばかり俺は貪っていた。
背中や尻などついでのようなもので、その純な顔が厭らしくあえぐのを見たくて、いつも正面ばかりだった。
なので、あえてこう、まじまじと尻を眺めるのは初めてかもしれない。
それは思ったよりもふくよかで、だからといって垂れ下がることなどなく張りがあって綺麗な形をつくっていた。
そしてなによりも、とても柔らかそうだった。
 すると、自身の下半身に変化が起きているのが分かった。
―なんだ、まだまだ使い物になるじゃねぇかよ。
 呆れる様な気持ちで自嘲していると、ルキアはたどたどしく背中を洗い始めていた。
―へったくそだな。
 体とタオルのサイズが合わないのか、上手く洗えず悪戦苦闘している。
それを見ていた俺は、無理矢理のこじつけと知りつつ、立ち上がった下半身を隠して湯船から体を出した。


「ったく、洗ってやるよ。」
 ひょい、とタオルを奪い取って後ろに回りこんだ。ルキアはすぐに振り向いたがもう遅い。
「このっ!たわけが!後ろを…というか何をするんだ!!自分でやる!!」
「あ?洗えてねぇから洗ってやるんだよ。」
「そんなこと言って、どうせ厭らしいことを考えているのだろう!!」
 当たりだ。しかし最良の言い訳がすぐに思い付いた。
「洗ってやるだけって言ってんだろ、そんな事考えてるお前の方が厭らしいんじゃねぇの?」
「なっ‥…貴様であるまいし……」
「なら良いよな。」
 俺は有無を言わす前に手を動かした。コイツもそう言われてはと、渋々俺に背中だけを委ねる。
 やっぱ小さな背中、あっと言う間に終ってしまう。
本当ならこれで終りだが、勿論終らせるつもりはない。そのままタオルを尻にもっていった。
「こっ!こら!もう良いっ!!」
 逃げようとするコイツを片腕で背中から抱き締めて、泡立つタオルで尻を撫でる。
「あぁ、洗えてないから洗ってんだよ。」
「‥自分でする…!」
 抵抗を押さえながらも、洗っていくうちに直に触りたくなってきた。
俺はたっぷり泡を掌に含ませて、その白い丘の谷間に指を這わせた。
「ひぅ‥!」
 ピクン、と息を吸い込んで俺の腕の中で跳ねた。
「どうしたんだよ、変な声あげて。」
「…ど、どうしたもこうしたも…!貴様、やはり最初からそうではないか!!」
「洗ってるだけだって。」
 そう言いながらも、俺の掌は耐え間なく柔かい尻を揉みあさり、撫で続けていた。
そして、興味本意とイタズラ半分でそっとコイツの下の穴に指でつつく。
「はわっ!!」
 突然のことに相当びっくりしたようだが、俺の人指し指をほんの少しだけ浅く差し込んだ。
「ぃっ‥いちごっ……!?‥どこを…?!!」
「なぁ…ココどう?」
「きっ、気持悪い!嫌だ!!嫌だ!!」
 相当嫌がっているようだ。ちょっと期待はしてみたが、やはり駄目だったか。
指を抜き取ると安心したのか、硬直していたからだが緩んだようだが、ならば前をせめるしかない。
 掌を肩から腕へ這わす。
「そこは洗った!!」
 相変わらず信じているのか信じていないのか、純なところを笑いながら、両の掌をかすかな乳房を揉みあげる。
そうすると、今までの威勢は何処へ行ったかのように、女々しくて弱々しいコイツが現れた。
「ぁっ…」
「もうわかってんだろ…?」
 石鹸に滑りながら、この可愛らしく柔らかな乳房は、俺の指を通して形を自在に変えた。
そして、既に立ち上がった小さな乳首を摘みながら、首筋を舐める。
「ふっ…ぅぅっ……」
 切なそうに声を殺す。俺は乳房から一度手を離して、華奢な太股をヌルつく掌で撫で回す。
身体中を俺の掌が這った後、最後の一ヶ所だけが残された。
「そんじゃ、ここも洗わなきゃな。」
 わざとらしく言ってみた。すると必死に厭がる素振りを見せた。
……のかと思いきや、頬を染めながら息を荒くして、薄っすらと涙を浮かべる瞳をキュッと瞑りながら、
黙って震えていた。要するに――はやく…!ってことなのだろうか。
 いつもはみれない姿に、貪欲な情欲は溢れかえった。それは、男ならではの厭らしいもの。
―今なら…いけるよな?
 俺と同じくこれだけ貧欲になっているんだ。そう思って、第一歩を踏み出す。
「やっぱ……後な。」


「‥えっ…?!」
 予想外の言葉に、拍子抜けしたような残念がる声をあげて思わずルキアは振り向く。
そして、ぼんやりと熱の篭った瞳が、無言で俺に哀願するように見つめた。
そのガキみたいにあどけないくせに、エロい事を求めてくる姿に足元が揺らぐ。
―い、いやっ…だめだっ!!
 なけなしの理性で、コイツの恥ずかしいところギリギリの距離まで太股に置かれていた掌を離した。
「俺も、体洗わねぇと、な。」
 ぐっと押さえて冷静に言って見せる。
『洗うなんてことは後にして、はやくいじってくれ…!』
 なんて言える筈がないルキアは、黙って俺の言葉を飲み込むしかなかった。
その様子を見て、ここぞとばかりに俺は喰らい付いた。
「お前がよ、洗ってくれよ。」
「…私が、か?」
 少し考えたようだが、別に洗うくらいならと思い、俺に掌が向けられた。了承した、と見て良いんだな?
「……タオル。」
「‥必要ねぇ。」
 俺の言葉に疑問を持ったルキアが、思わず声を荒くする。
「ならどうしろというのだ?!」
「‥…さっき俺がしたみたいに…」
「…手でしろというのか……?!」
「いや‥手もそうだけど……、、その‥あと――」
 あと一言がでない。それじゃ駄目なんだ。違うんだ。でもなかなか出てくれない。
というか、そんなことお願いする自分が恥ずかしすぎた。寧ろ変態か?!一瞬、諦めるということをよぎったが、
どこかから、言えっ!言っちまえっ!という言葉が聞こえた気がした。
 ちらっ、とルキアの表情を見ながらついに言葉にした。
「あと…………体で、」
 それを聞くやいなや瞳を大きく開いて、頬を恥ずかしさに紅潮させる。
「かっ、体でしろというのか?!?」
 分かってはいたが当然のようにルキアはその行為の意味に驚き、慌てふためく。
その睨みつける瞳には侮蔑も含まれているように感じた。しかし、むしろそれが俺を後に引けなくさせ、開きなおさせてしまった。
 俺は突然のように、ルキアの腰に腕を回して、最も敏感な芽を解放して、爪で軽く擦りあげた。
「はあぁっ!!」
 一瞬に表情は痛い位の快感に歪まされる。俺の指が何度も何度も擦りあげるうちに、
乳首同様に熱を持ち、表面の柔かさと共に芯は固さを持った。それを人指し指と親指で挟んで、
こねる様に優しくもて遊んでいると、ルキアは俺に持たれかかりながら、何度も体を震わせて跳ねさせた。
「いゃ‥ぅ!あぁっ!んあぁぁっ…」
 辛そうに気持ちよくする表情を見て、そろそろかな…と、また突然のように愛撫を止めた。
「…やだっ…!!…………やめるなぁ……」
 涙声で哀願する言葉を聞いて、コイツはもう完全に壊れていることを悟った。俺はコイツの肩に顎を置いて、耳元で確信を呟く。
「……どうすりゃ続けてやるか分かってんだろ…?」
「‥……っ……」
 意地悪にそう言うと、ついに根をあげたルキアは悔しそうにしながら、俺の指示に従って椅子に座る背中に立った。


―やべぇ…緊張してきた……
 悟られてしまわないように落ち着いたフリをしながら、後ろに手を回してルキアの両手を掴んだ。
そしてその両を俺の首に回させる。すると、コイツの体は寄せ付けられ、柔らかさの上にのせられた、
固くて熱い小さな二つが背中に触れた。それだけなのに体には電気が走ったようなうずきが体を満たす。
一方ルキアも、そこまで嫌がる様子がなかったので両手を解放したが、案の定しっかり背中にへばりついたままだった。
「ほら、頼むよ。」
 そう言うと、何度もその場で躊躇を繰り返したが、最初だけ俺から動いてやると、次第に一緒に体を這わせさせた。
 ヤバい、おかしくなっちまう。ルキアの乳房が背中に触れていると思うと、頭が真っ白になりそうだった。
「どうして…っ、貴様と、、言うやつは……こうも‥こうも、厭らしいことを‥させるのだっ…」
 皮肉にめいた言葉にも、俺は背中を這う甘い感触に集中していて答えることが出来なかった。
 すると、俺の腰の辺りにも何かが触れた。石鹸とは違うヌルヌルとしたのを塗りながら。
まさかと思いながらもそっと後ろのを見やると、そこにはわざわざ自分から少し股を開けて屈みながら、
俺の浮き出た背骨に股を擦り合わせることに夢中になるルキアがいた。
「‥ぅぅん‥ぅん……ぁぅぅっ……」
 本能のまま、小さくあえぐ度に湿った甘声が俺の耳元にかかる。暫くその行為と声を聞いていたかったが、
どうしても暖かさに下半身が耐えきれず、回された腕をほどかせて、俺の膝の上に正面を向かせて跨がせた。


 ルキアは今さっきまで無意識に続けていた行為にばつ悪そうに俯いていたが、
落とした視線の先にある俺の下半身を直視してしまう。すぐ様逃げようと頭を上げたが、
その隙を逃さずに無防備な唇に口付けをした。
「ぅんっ!んんっ‥…!、、んぁっ‥はぁっぷっ……」
 最初は歯で閉ざされていたが、頭を撫でてやると緩く開けて、ねっとりとしたルキアの舌先が俺のと触れる。
何度も舐め回して、コイツの唾液を飲み込んでから、次は唇を白い泡に埋もれた乳首を探すように吸い付いた。
「ぁんっ…」
「……苦い…」
 石鹸の味に唇を離して顔をしかめる。先を急ぐ前にまずはこの泡を流すべくシャワーを手にとってルキアにかける、
すると白い肌が、桃色の乳首が次第に姿を現した。
 そのまま恥ずかしいところにも同じように流す、そこでルキアは敏感に反応した。
それが面白くって、もっと試してみたいと思った。床に仰向けに寝かせて、俺の膝の上に尻をのせ、
恥ずかしいところを上向きにさせる。
「やっ…やめろ!!調子に乗るな!!」
「なぁ、コレはイイか?」
 コイツの抵抗を無視して、股に向けてシャワーを当てる。割れ目に水しぶきがぶつかり、はじける。
「…………」
 まんざらでもないようだ。その証拠にコイツの抵抗は止み、うっとりとした半開きの瞳で、
快感を導いてくれる降り注ぐ雨を見つめていた。直接触れる程の大きな快感ではないが、
じわじわと当たる水しぶきに、もどかしそうに快感を味わう表情を浮かべる。
「……うぅぅん‥ぅん」
 僅かな快感が蓄積されて、最初は聞こえなかった息遣いやコイツの甘声も次第に漏れ始める。
晒された恥部は律動的に開閉を繰り返して俺を誘う。このままシャワーだけでイカしてやろうかと思ったが、
無意識のうちに俺の二本の指が熱い割れ目に指を這わせていた。
「ふぁっ!!」
「なぁ、ずっと洗ってんのにヌルヌルしているじゃねぇか。」
「…たわけが……っ!!」
 俺はコイツの小生意気な言葉に促されたように、割れ目を左右に開いて中まで丸見えにさせて、花びらの内側にある肉壁に向けてシャワーを当てる。
「ぁっ、あぁっ!!、だっ…だめだ…そんなところまでっ……」
 のぼせた顔でいやいやをしながら、片手を伸ばして退けようとするが、俺はその片手を掴んで、そしてシャワーを自身で握らせた。
 俺が手を放してもコイツは放す様子はなく、自身の恥部に水しぶきを当てながら快感を貪り続けていた。思わず小さく笑ってしまう。
「嫌なら自分で止めれば良いんだぜ?」
「………」
「嫌じゃないんだよな。」
 そう言いながら、皮を被っていた立ち上がっている芽を解放した。水しぶきが花びらに肉壁に芽と至る所に降り注ぎ、もっとルキアは声を大きくして鳴く。
「うぁぁっ…あぅぅ‥!!」
 華奢な腰を緊張させたまま何度もくねらせる。ただしシャワーを持つ手はしっかりと恥部を定めたままだが。俺はその姿に満足して、
恥ずかしがって遠慮するコイツの代わりに、シャワーをもっとソコへ近付けてやった。
「ぁっ!くぅぅ……あぁっ!もうだめになって‥!!もう、だめにっ――あぁぁっ!!」
 足の指を折り曲げ、体をのけぞらせてルキアは果てた。緊張の緩んだコイツの手からシャワーが床に落ちる。
湯を止めると、まだ水しぶきのしびれが恥ずかしいトコロ残っているのか、
果てて尚消え入りそうな鼻にかかった声と息がやけに響き、リズムを刻むように何処からか水の滴る音も聞こえた。
それが何故かこの狭い空間に、俺達二人しかいないことを再認識させ、気持ちを昂らせた。


(未完?)