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朽木ルキア大ブレイクの予感パート9 :  15氏 投稿日: 05/02/08 20:41:59


最悪だ、とルキアは思った。
隊務を終え、帰途につく道すがらだった。
人の良さそうな笑顔で、その男はルキアに歩み寄って来る。
「久し振りやなぁ」
気安く言葉を交わす程、ルキアは市丸ギンと親しくは無い。
そうなる事を、初対面からこのかた避けて来た。
ギンが現れそうな場所に、極力近寄らないように努めていたが、今日に限って、ぼんやりと三番隊首室に近い、この廊下を選んでしまった。
声を掛けられて無視する事も出来ず、ルキアは小さく会釈をした。
「お久し振り、です。市丸……隊長」
「今日は、お兄ちゃんは一緒やないんやねぇ」
軽い揶揄を感じ取って、ルキアは出来る限り無感情に応える。
「義兄は、忙しい身ですから」
それだけ言って、脇をすり抜けようとしたルキアをギンが呼び止めた。
「頼まれてくれへん?」
「……は?」
「朽木隊長に用があってんねんけど。ルキアちゃんが預かってくれたら良えわ」
無意味に馴れ馴れしくされるならともかく、仕事を持ち出されて無下には出来なかった。

「ほな、ちょっとこっちへ」
ギンに導かれるまま、陽が翳り始めた廊下を歩く。
擦れ違う人の疎らさに、ルキアが不安を覚えかけた頃、ようやくギンが足を止めた。
「ここや。どうぞ」
元は何の部屋だったのか、今は物置きと化した小部屋の戸を、ギンが開けた。
先立って部屋に入ったルキアの背後で、たん、と渇いた音を立てて戸が締まる。
「あの、何を」
振り返ろうとしたルキアの背を、突然ギンが抱きすくめた。
手首を掴み上げ、ルキアの口を塞ぐ。
「……っ!」
「乱暴はしたないから、大人しゅうして?」
細腕とは言え、自分より大柄なギンの腕を振りほどけず、ルキアはもがいた。
口を塞いでいたギンの手が、襟元に滑り込み、内側をまさぐる。
胸の膨らみを掴まれて、ルキアは声を上げた。
「離せ……っ!」
それだけで、ギンは簡単に手を離した。

戸口とは反対側の壁際に追い込まれ、乱れた合わせを手繰りながら、ルキアはギンを睨めつけた。
「貴様、最初から」
「素直やなぁ、ルキアちゃんは」
悪びれもしないギンより、ルキアは自分に腹を立てていた。
「人を呼ぶぞ」
「ボクは構へんけど……ルキアちゃんは良えの?」
眉を顰めるルキアの前で、ギンは独り言のように呟いた。
「こんな所で、ボクとふたりきりなんて見られたら、なぁ」
「どういう意味だ」
「また、ルキアちゃんの評判が悪くなるんちゃう?」
また、と殊更強調して、ギンは笑った。
「『朽木家の当主を銜えこんだ淫乱』言われてて、知らん訳やないやろ?」
「……!!」
蔭で言われる分には耐えて来た言葉を、面と向かって突き付けられ、ルキアは言葉を失った。
怯んだ一瞬の隙にギンが踏み出し、それにルキアが気付いた時には、腕を掴まれていた。
ギンがルキアの無防備な唇を奪い、舌が唇の隙間から歯列の間にまで、一息に侵入する。
唾液以外の味と、どろりとした何かがルキアの腔内に広がった。
ルキアが咄嗟にギンの舌に歯を立てようとした時には、ギンは素早く身を引いていた。
ねっとりと腔内に纏わりつく何かを吐き出そうとして、ルキアは軽い目眩を覚える。
目の前が昏くなり、揺れ、足元に崩れ落ちた。

「ごめんな。ちょっと苦しいかな?」
その傍らにギンが屈み込み、ルキアの顎をつと持ち上げる。
「何、の……真似……っ」
体中が鉛のように重く、視線をギンの顔まで持って行く事さえつらかった。
怒鳴り付けたつもりの声は、弱々しく、途切れてしまう。
「こうでもせんと、大人しゅうしてくれへんやろ?キミは」
ギンの手が、ルキアの細い首筋を撫で、指先が襟の中に入り込んだ。
鎖骨の下にぴったりと添わされた掌は、驚くほど冷たい。
爬虫類を思わせるその体温に、ルキアは思わず悲鳴を上げそうになったが、喉の奥からひき攣れた息が漏れただけだった。
「縛ってあげても良いんやけど。傷は付けたくあらへんし」
あくまでゆっくりと、ギンはルキアの襟元を押し開いて行く。
「こんなに綺麗な肌に、なぁ」
肩から乳房までが露になったルキアの肌を、見下ろすギンの顔を、せめて見ないようにとルキアは目を瞑った。
「子どもみたいやなぁ、ほんまに。可愛い」
壊れ物を扱うように優しく、ギンの手がルキアの肌を撫でる。
背を寒気が走り、全身が粟立つ。

「っ、……触、な……」
「そんなに嫌う事ないやん。仲良うしよ?」
前を更に広げ、胸の中心から臍までを指先が伝う。
臍を回って、腹を撫で上げた指先が、ルキアのささやかな膨らみを掬い上げた。
掌でその柔らかさを受けながら、親指が先端の突起に触れた。
円を描くように撫でさすり、爪で弾く。
「……や、め……っ」
「ここは駄目や言うてないよ?」
固く上を向いた乳首を、ギンの指が押し返す。
もう片手も伸ばし、両の乳房を弄びながら、ギンが囁いた。
「ボクな、ルキアちゃんみたいな子、大好きやねん」
「な……?」
「独りでは何も出来ひん癖に、気ィばっか強くて、外面だけは一人前で……そういう子の、澄ました化けの皮剥いだ顔見るの、大好きや」
脆い内側を見透かされていた事に、ルキアは気付く。
見透かされている事を知るのを怖がる本能が、ギンを避けていた事に気付き、その手に堕ちた事を、今更後悔していた。
嫌悪より怯えが勝り、いっそ泣き喚いて許しを乞おうか、という気にさえさせられる。
心根まで崩れ落ちそうになるのを、必死で押しとどめ、最後の虚勢を張った。

「っの、下衆……っ、が……」
込められるだけの侮蔑を込めて、ルキアは声を絞り出した。
ギンの手が止まり、せめてもの抵抗が成功したと思った瞬間、ルキアは掠れた悲鳴を上げた。
「……いっ……!」
突然、乳首を強く摘まみ上げられた。
「仮にもボクは隊長なんやから、そんな口聞いたらアカンよ?」
ふざけた口調とは裏腹に、ギンの指先が小さな乳首をきつく捻りまわす。
愛撫とも呼べない、それはただの痛みでしか無かった。
「い……っぁ……っ」
「お返事は?」
柔らかな肉が、本当に潰されてしまうかと思う程、ギンは指に力を込める。
「っひ、くぅ……」
容赦の無い力に、目の端に涙が浮かんだ。
「お・へ・ん・じ・は?」
「は……い」
ルキアが小さく応えた途端に、ギンは手を離した。
解放され、荒く上下するルキアの胸の赤く腫れ上がった突起を、ギンが舐める。
「良え子やね、ルキアちゃんは。良え子にしてたら、ちゃんと気持ち良うしてあげるし」
言いながらギンが、ルキアの袴の脇に手を差し込んだ。

その手を阻もうと、ルキアは身を捩ろうとしたが、僅かに脚を上げる事しか出来ない。
太ももの付け根をなぞった指が、中心の茂みに触れた。
それをゆるゆると掻き分け、秘裂をくすぐる。
「子どもみたいな顔して、ここは生えとるんや?」
ゆっくりと、ギンの指が割れ目を伝う。
拒絶したくても、身体は思い通りにならず、羞恥に熱が上がる。
「嫌……っ、は、……んっ」
表面を撫でていただけの指が、隙間に割り込んだ。
「嫌や言うても、しっかり濡れとるやん。やらしいなぁ」
内側を探るギンの指が、包まれた芽を捉えた。
ルキアが押し殺した声を上げる。
「っん、ぁん……っ」
指の腹で転がされ、押しつぶされたそこが、次第に固くしこり始める。
「ほら、大きなって来た……気持ち良えやろ?」
ルキアは重い首を左右に振った。
振ったつもりだったが、僅かに顔を背けられただけで、横顔を滑った髪が、はたはたと床に落ちた。
「強情やなぁ」
2本目の指が、割れ目に侵入する。
包皮の上から摘んで捏ね回し、覗いた芽を爪先で引っ掻く。

「い……やだ……っ、ぁ、っぅ……」
弄られ続ける芽の、その下の口が疼き出していた。
昂りを堪えたくても、ますます敏感になって行く芽が受ける愛撫のままに、ルキアの息が荒くなる。
「可愛い声やね、……もっと鳴いて」
「ぅぁ……っ、ぁ……あぁ、はぁ……ぁ……」
薬の所為か顎に力が入らず、漏れる声を止める事が出来ない。
「我慢してないで、イっちゃった方が楽やよ?」
ルキアの耳元で、ギンが囁く。
吐息と共に吹き込まれた言葉が、判断力を奪って行く。
矜持など捨て、言いなりになってしまった方が、この責め苦から早く逃れられるかも知れない、と、頭の片隅で浅はかな計算が働いた。
そのルキアの心の動きを読み取ったように、ギンの爪が芽を強く擦った。
「っ……ぁあ、ぁっ、あっ……!」
痛みに似た快感が指先まで突き抜け、弛緩しているはずの身体が、反射的に硬直する。
「っは……ぁ……、あ……」
再びぐったりとしたルキアを満足げに見下ろし、ギンは芽を弄っていた指を、更に奥に潜らせた。
たっぷりと蜜を含んだそこを掻き混ぜて、くちゅくちゅと音を立てる。
「いっぱいお汁が出とるよ?ほら、ここから」

「っぁん……!」
小さな入り口に、ギンの指先が触れた。
挿って来る、とルキアは身構えたが、ギンはその手を袴から引き抜いた。
空回りし、気が抜けたルキアを可笑しげにギンが見下ろす。
「そない残念そうな顔、せんの」
薄く笑いながら、ギンは自らの腰の帯を解いた。
下穿きもほどき、いきり立った陰茎を取り出した。
声も表情も常とは変わらないのに、先端の赤黒い粘膜と、血管を透かしてそそり立つ竿が、ギンの興奮を現している。
生々しい陰茎は、ギンの優男風な顔かたちに酷く不釣り合いで、ルキアはそれを呆然と見上げた。
「ルキアちゃんばっかり気持ち良うなってたら、不公平やろ?」
ルキアの顔を跨ぐような形で座り直す。
「ボクにもしてもらわんと、ねぇ?」
腰を沈め、半ば開かれたままになっているルキアの口に、亀頭を銜えさせた。
押し込まれた先端が、喉の奥に突き当たる。
思わずむせたルキアの歯が、陰茎に当り、ギンが微かに眉根を寄せた。
「歯は立てたらあかんって、お兄ちゃんに教わらへんかった?」
やおら伸びたギンの片手がルキアの前髪を掴み、顔を上げさせる。
「ふ、ぁ……っぁう……」

返事もままならないルキアの髪を掴んだまま、ギンが腰を動かし始めた。
「おイタはあかんよ?」
先ほどのように奥まで無理に押し入っては来ないものの、息苦しさに変わりはない。
辛うじて吸い込む息の臭気に、またむせ返りそうになるのを、ルキアは必死で堪える。
「ちょっと口、すぼめてみ」
嫌悪感で躊躇ったルキアは、くぐもった悲鳴を上げた。
ギンが手に力を込め、ルキアの頭をきつく、軋むほど床に押し付ける。
「んっ、む……ぅ、んんっ、ん……っ」
ルキアが唇に力を入れると、ギンが微かに手を緩めた。
「もうちょっと締めてくれると、もっと気持ち良えんやけど。なぁ?」
言葉を紡ぐのも億劫なほどに弛緩した頬と口で、ルキアは精一杯ギンのものを締め付けようとする。
苦しくて力を抜く度に、ギンが手に力を込めて苛んだ。
繰り返される痛みに、知らぬ間に溢れ出した涙が髪を濡らす。
「舌がお留守になっとるよ」
腔内を一杯に満たして自分勝手に蠢くそれに、舌を絡ませる事は容易くないが、拒んでも苦痛からは逃れられない事を、ルキアは分かっている。
ルキアの苦悶さえも、と言うより、それが何より、ギンに愉悦を与えていた。

「可愛いなぁ、ほんまに……気持ち良えよ、ルキアちゃん」
「ぁ……ぅんっ、んっく……うっ、うんっ」
突然、喉に粘液が注ぎ込まれ、息が詰まる。
顔も背けられず、何度も音を立てて放たれた液体を全て受け止める。
苦しさで気が遠くなりかけた頃、やっとギンが腰を上げた。
「かはっ……っぁ、は、かっ、ぁ……」
仰向けかされたまま、咳き込んだルキアの口から、白く濁った液が溢れだした。
口の端から頬に垂れたそれをギンの指が掬う。
「あーあ、勿体無いやないの」
その指をルキアの口に挿れた。
「はい。綺麗に舐めなあかんよ」
未だ、ギンの片手はルキアの髪をつかんだままで、抗う事など出来そうにない。
済めば楽になる、という一心で、ルキアはその指を力なく吸った。
唾液と共に、口に残った精液も飲み下す。
上下する喉を、髪を離したギンの手が優しく撫でた。
「上手やなぁ。ほな、御褒美」
ルキアの帯を解き、脚から袴を引き抜く。
晒された秘所を、ルキアの唾液で濡れた指が押し広げた。
充血した襞の内から、床に透明な液が滴り落ちる。

「ボクの銜えて、興奮したん?ここ、さっきよりぐちょぐちょになってる」
指を使って、閉じ開けを繰り返すと、愛液にまみれた襞がねばった音を立てた。
「お豆はさっきしてあげたから、今度は穴を弄ってあげよか?」
ギンの指に押され、入り口がひくひくと震える。
周囲を撫でられるだけで、感じたそこから新たな蜜が沸き出す。
「お汁いっぱい出して……そんなに犯られたいんや」
「っぁ、や……ぁあん、ん……」
指は入り口に触れるだけで、決して中まで挿って来ない。
ぎりぎりの所で理性を保たされ、いっそ犯してくれたら、という思いが募る。
縋るように見上げるルキアを、ギンは心底嬉しそうに笑った。
「嫌やなぁ。そないに期待されたら、嬉しくなるやん」
ルキアの腕を掴み、抱き起こす。
されるがままの身体を、膝の上に俯せに抱きかかえた。
膝を立て、ルキアの尻を高く上げさせる。
白く引き締まった尻たぶから内腿を、ひやりとした掌が這い、ルキアが身体を震わせた。
後ろから割れ目に侵入した指が、前の穴から伝う愛液を、後ろまで塗り広げるように往復する。
「あっ……う……ぁ、はぁ……っ、ぁ、ぁあ……っ」
「ルキアちゃんは、こっちはどうなんかなぁ?」
愛液にまみれたギンの指先が、ルキアの後ろの穴を、つと撫でた。

「きゃぁんっ」
高い声を上げたルキアの身体が、びくんと跳ねる。
きゅっと締まった穴を抉じ開けるように、ギンがそこに指を挿れる。
ごく浅い所で、収縮する入り口をほぐすように指を回した。
「ひぁっ……あっ、んっ」
「後ろは初めてなん?」
問われても、まともに応える余裕はルキアにはない。
応えを待つ事もなく、ギンの指は更に奥へ這って行く。
確かめるように内壁を指の腹で探りながら、関節を曲げて穴を押し広げた。
「……あぅ、んんっ、……っく、ぅ……ぁっ」
下から這いのぼる違和感に反応して、ギンの前に晒された尻が、小刻みに震える。
ルキアの息は荒いものの、苦痛だけを感じている訳ではなく、時折鼻に掛かった喘ぎを漏らす。
指程度なら受け入れられそうな様子を看て取って、ギンは呆れとも落胆ともつかない声を上げた。
「使うとるみたいやね。こっちの処女くらい頂ける思たんやけど」
まぁ良えわ、と呟いて、更に指で侵して行く。
ひくひくと動く口を指で広げ、もう片手の指で前の穴が垂れ流す蜜を掬い上げ、内側に塗り付けるように動かす。
「こんなもんかぁ……痛いと思うけど、我慢してな?」
ルキアを床に俯せに寝かせ、太ももを抱えて腰を上げさせた。
再び勃った陰茎を、菊門に宛てがい、亀頭を強引に押し込んだ。
「いっ……!つ、ぁ、あ……っ!」

ルキアが悲鳴を上げ、痛みに全身を強張らせる。
「まだ先っぽだけやん。もうちょい我慢して」
抵抗感に構わず腰を進め、無理矢理、根元までを収め切る。
途切れ途切れに声を上げるルキアに構わず、ギンは腰を振った。
「いっ、ひぃ、っ……いやぁっ……、いった、ぁあっ……!」
尻が薄く朱に染まる程強く、音を立ててギンの腿がルキアの尻に打ち付けられた。
その動きに耐えられる程の、時間も潤いは与えられていなかった。
菊門を抉じ開けられ、擦られる痛みに、ルキアが甘さの欠片もない悲鳴を上げる。
「そんな声じゃ、ボクも萎えてしまうわ」
言うギンの声は悦に入り、出し挿れされる陰茎は相変わらず固くルキアを貫き、菊門の内側の粘膜を捲り上げる。
ふいにギンが動きを止め、ルキアの背に覆い被さるように、耳元に顔を寄せた。
汗にまみれた背に張り付いたギンの身体は、相変わらず冷たく、ルキアに不快感しか与えない。
「前の方が好きなんやね、ルキアちゃんは」
重い頭を巡らせ、ルキアは必死で首を縦に振った。
涙で濡れた頬に、細い黒髪が張り付いて、幾つも乱れた筋を描く。
「ちゃんとお願いしてくれたら、きいてあげても構へんよ?」
どんなに犯されても、今の痛みよりましだとしか、ルキアには思えなかった。
屈辱を感じる事すら、苦痛の前に封じられていた。
涸れた喉に少ない唾液を呑み込み、声を絞り出す。

「ま……えに、挿れ、……くださ……」
くつくつとギンが笑うのが、肩ごしに響いた。
「ほな、こっちは指で。な?」
「っや、ああぁんっ」
ずぷ、と音を立てて、2本の指が一気に蜜壷に挿し込まれた。
再び律動を開始しながら、同時に蜜壷の奥を掻き回す。
痛みには慣れないものの、やっと与えられた快感に身体が反応して、肉壁が指に絡み付く。
ぬちゅ、ぬちゅっと音を立てるそこから、出し挿れされる指から手の甲を伝って、愛液が流れ落ちる。
「ほんまに好きなんやなぁ。凄いびくびくしてる、ここ」
「あぁ、い……はぁっ……あぅっあ、あっん……っは、ぅあぁ、っひぃ」
蜜壷を探り回るギンの指が、時折最も感じる部分に触れる。
その快楽に意識を委ねたくても、押し寄せる痛みがルキアを何度も現実に引き戻した。
心地良いのか、苦しいのか、気を失っているのか、絶頂に達しているのかも分からなくなっていた。
後ろから突かれるままに、横顔を床に擦り付け、ルキアは声を上げ続ける。
吐き出される声は、悲鳴でも喘ぎでもない、床を震わせるだけの呻きに変わっていた。
「も、イキそうや……お尻に出すよ?」
ギンの声は、ルキアには届いていなかった。
既に意識を手放していたルキアは、戒めを解かれると同時に、息だけをしながら床に崩れ落ちた。

壁に背をもたせかけられた姿勢で、ルキアは目を醒ました。
死覇装は、元通りにきちんと着せられていたが、鈍い痛みが通り過ぎた現実をルキアに教える。
「目ぇ醒めたんやね。このままやったら、どうしよと思った」
小窓の格子から差し込む月明かりの逆光になって、ギンの顔は見えない。
けれど、きっとあの顔で笑っている、とルキアは思った。
先に呑まされた薬は切れていたが、指1本動かせなかった。
動かせたとしても、何も出来ない事を良く分かっているのだろう、何の警戒もせず、ギンはルキアの前に屈み込んだ。
「送ってあげても良えんやけど、お兄ちゃんがおっかないし。堪忍してな」
ルキアを犯したその手で、ルキアの冷えた頬を撫でた。
立ち上がり、何事もなかったかのように背を向ける。
「ほな、またね、ルキアちゃん」
ギンが去ると、残された部屋に、薄い闇が凝った。
すぐには立ち上がる気にもなれず、ルキアは膝を寄せて、胸に抱える。
待っても、誰も迎えには来ない。
この世界の何処にも、救いの手など無い事は分かっていた。
それでいてなお、ルキアはそこで、長い事肩を震わせていた。



(完)