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朽木ルキア大ブレイクの予感パート6 :  655@林檎氏 投稿日:04/02/29 04:50


今更な浦ルキ


力を使い切り気を失った少年の前で、呆然と座り込む一人の少女。
先刻起きた出来事が収まったは良いが、果たしてこの少年を如何すれば良いか。
『重罪』を犯してしまった挙句に全ての力を少年に奪われてしまった自分がこの先どう したら良いのか、解決策がこれっぽちも見えてこない。
かといって尸魂界に連絡する訳にもいかない。
唯一その場しのぎの策が有る事を思い出したとき、解決策の持ち主は自らその場にやっ てきた。
「朽木サン、どうしたんスか? そんな色っぽい格好で」
目深に被った帽子の奥に在るその表情は見えなかったが、軽薄そうな笑みを浮かべてい るだろう事は見ずとも判る。
恐らくこの男は、自分の身の上に起きた事も見通しているに違いない。
先ほどの事件の始終を見ていたのではないかという疑念も浮かんだが、それを追及して いるだけの余裕は無かった。
余り深く関わりに成りたくは無い相手であったが、今はこの男の力を借りるしかない。
「力を……貸して欲しい。浦原喜助」
男はニヤリと笑って、
「結構高くつきますヨ? その代わり出来る限りのフォローはしますがね」
「それは覚悟している」
幾ら掛かるのかは余り考えたく無かったが、足りない分は横たわる少年をなんとしてで もこき使って稼ぐしかないだろう。

何処と無く下町の商店を思わせる雰囲気の店の中に、ルキアと浦原は居た。
ここに来たのは初めてでは無かったが、前に来たのはずいぶん昔のことだった気がする。
一護は浦原の手で既に自宅へ運ばれている。
「預けていた義骸はどうなっている?」
「今持ってきますネ。テッサイ、例のブツをこっちに持ってきテー」
握菱テッサイが奥から長細く大きい木箱を抱えて運んできた。
どう見ても棺おけとしか言えないその木箱をルキアの前に置くとテッサイはぺこりと会釈して部屋の奥に戻っていった。
浦原は箱の上部に貼り付けられた札をベリッと剥がし、神妙な顔つきで観音開きの蓋を恭しく開けると、中の物を確認してニカッと笑い、
「保存状態は良好っス」
そういって箱の傍にルキアと手招いた。
箱の中に素裸で横たわる自分とそっくりな形状のそれを見るのは、なんとも言えない不 思議な感覚だった。
人間が幽体離脱して自分の肉体を見ているときがそれに近いのだろうか、等と考える。
もう少し胸の辺りに肉付けをして貰えば有り難いのだが、『本来の姿に忠実』に作られることが前提故にそれは叶わぬ希望である。

「内魄固定剤はサービスで50本。これで暫くは平気っスね?」
「たぶんな」
とは言ったものの、足りなくなった場合の事も考えなければ成らないだろう。
『やはり一護をこき使うしかないのか』
義骸に入ったところで、鬼道を使うのが関の山だ。
本来なら自分だけで解決すべきだった事件に巻き込んだ挙句、死神に成ってしまった少年には悪いと思うが、背に腹は代えられない。
「使い方は判りますヨネ?」
「嗚呼」
ルキアの本体がするりと義骸に入り込む。
暫くして義骸のルキアの瞳がぱっちりと開かれた。
指先、手、腕の感覚を確認しつつ、木箱に両手をかけてゆっくりと上体を起こし、浦原
に手渡された内魄固定剤を口に放り込んだ。
「どうでス?」
「多少動きが鈍い気もするが、義骸に過大な期待を掛けぬ方が良いか」
「マーその内慣れますヨ」
流石に素裸の所為か寒気を感じる。何か服は無いかと言おうとした矢先、浦原がルキアに自分の半纏を肩に掛けた。
「すまぬ」
にっこりと営業スマイルを浮かべる浦原に、ルキアは少し不安を感じる。
何か隠しているのではないか? 現れたタイミングといい用意周到さといい、何か裏が有るのではないか、と。

浦原は何か思い出したのか、ぽむと手をひとつ打つ。
「そうそう、因みにこいつはちょっと特別機能が備わってましてね」
「特別機能? わっ!」
今だ木箱の中のルキアをお姫様抱っこの状態ですくい上げると、浦原は畳の上にそっと彼女を降ろし、膝をついて覆いかぶさるように彼女を見下ろした。
「な、なんのつもりだっ!」
「説明するより実際に試した方が早いッスよ」
特別機能の意味に気づいたルキアは慌てて逃げようとしたが、慣れない義骸で思うように動けない。
何よりも、彼女が逃げようとする方向に浦原がスッと体を寄せて、緩やかに拘束するのである。
何度かそんなやり取りが続いたが、どうにもこうにも逃れることができない。
ルキアは観念したのか、目を閉じてはぁっと溜息をついた。
「好きにしろ」
「ココじゃ落ち着きませんし、アタシの部屋でゆっくりと確かめませんか?」

浦原は抱きかかえていたルキアを己の寝所の布団の上に降ろすと、壊れ物を扱うかの様に優しく唇を重ねた。
ささやかな二つの脹らみを両手で包み込み、人差し指と中指の間に
先端を挟み刺激しながらゆっくりと揉み始める。
唇は首筋をなぞり、軽く吸われる度に己の秘窟が潤っていくのをルキアは感じていた。
硬くなった左の先端を浦原がそっと口に含み舌先で弄び始めると、ずっと声を殺していたルキアも、とうとう耐え切れずに「あっ」と甘い声を漏らした。
己の口から漏れた声にルキアの頬が染まる。
その姿を見て浦原はニヤリと笑って、右手を下半身に伸ばす。
ふっくらとした丘の薄い茂みを掻き分けて谷間に到達すると、秘窟からは溢れ出す蜜が溶け出している。
蜜を人差し指と中指で掬い取り、指の腹で突起を刺激し始めると、ルキアは声に成らぬ声を上げて身悶えた。
「可愛いッスよ、朽木サン」
「ば、莫迦者っ! っ……」
抗議の声は男の唇によってかき消された。
突起を刺激していた指はそのまま秘窟の奥深くへと挿し込まれた。
抜き差しする度にぐちゅぐちゅと卑猥な水音と、重なり合う唇の間から漏れる呻きにも似た声が部屋に響く。
暫くしてルキアの身体がビクリと跳ね、秘窟の中の指をぎゅっと締め付けた。
「ああっ!」

「あれれ? もうイッちゃったんですか?」
男は唇を離し指を抜き取ると、にこにこしながら顔をまじまじと覗き込む。
その態度に屈辱的なものを感じて、ルキアはぷいと顔を背けた。
不思議な程に感覚が敏感に成っていた。動きの鈍さが災いして、浦原に押さえ込まれて しまったのかが冗談にしか思えない。
内魄固定剤が効き始めた影響だけでは無いだろう、この義骸はどうやらこの手の刺激に 敏感に反応するように出来ている様だ。
つまり、肉体での交合を前提に作られているのだろう。
一体作成者は何を考えてこの義骸を作ったのか、それ以上に、この義骸は在って良い物なのか、そして何故この義骸が自分に支給されたのか。
考えたところで答えが出る訳もない。
唯一その答えを知っていそうな男は、気づくとルキアの両足を肩に抱え込んで己の張り詰めた物体を秘窟の入り口にあてがい、今まさに突入しようとしていた。
「!!」
「すこーしだけ痛いと思いますが、チョッと我慢して下さいね」
「って、待たんか!」
浦原の熱いものがずぶりとルキアの奥に突き入れられた。
刹那、中に生じた鈍い痛みに思わずシーツをぎゅっと握り締めた。そして、声を殺してじっと耐える。
よりによって処女膜まで設置されているとは呆れるばかりである。

「動かしますよ、大丈夫ですか?」
「平気だ」
明らかに強がって吐き出されたその台詞は、浦原の加虐的な心に火を灯した。
苦痛から漏れる喘ぎを無視するかのように、彼は絶え間無く熱いものを奥へ奥へと打ち付ける。
無慈悲とも言えるその動きに、ルキアの瞳に雫が浮かぶ。だが、やがて痛みよりも快楽の波が彼女の全身を包み込み始め、心地よさで何も考えることが出来なくなっていった。
それは浦原とて同じだった。
彼女を啼かせてみたいという加虐的な気持ちより、絡みつく秘窟の心地よさに、今はただそれを貪るだけの状態に成っている。
今まで何人もの女性を組み敷いてきた自分が、ここまで溺れてしまうとは……浦原は心の中で苦笑する。
「中に出しますよ」
「だっ、駄目だっ!」
抗議の声を無視すると、ずるりと入り口まで引き抜いて、
「もう……無理っス」
一気に貫いた。
「ああああっ!」
ルキアの華奢な身体が痙攣して、中のものを強く締め付ける。それと同時に、浦原の熱いものも脈打ちながら精を解き放った。

キセルの香がツン鼻を刺激して、ルキアは布団の中で目覚めた。
どうやらあのまま眠りに堕ちてしまったらしい。
横で上半身を起こし半纏を軽く羽織ってキセルを咥えていた男は、彼女が目覚めたことに気づいたのか、吸うのを止めて悪戯っぽい笑みを浮かべながら、
彼女の顔を覗き込んだ。
「特別機能は如何でした?」
問われたところでなんと答えて良いものか、ルキアは思考を巡らす。
ふと思いついた問いを、彼女は彼に投げかけた。
「一つ聞いて良いか? 何故私を……いや、この義骸を抱いたのだ」
「一護って少年に、朽木サンの『処女』を奪われるのは気に食わなかったんス」
さらりと言ってのけたその言葉に、ルキアは肩をすくめ、
「莫迦を言うな、そんな事に成るわけが無いだろう」
「サー、男と女なんてどう成るかワカリマセンからネ。人間も、死神も」
彼の言葉にルキアは反論する術が無かった。
あの少年と自分がどうにか成るとは思えなかったが、自分が歩んできた今までの道に起きた出来事を考えると、無いとは言い切れない事だった。
何より、今こうしてこの男の隣に居ること自体が、想像だにしていなかった事なのだから。
「もう少し眠った方がいいっスヨ。明日は忙しいんでしょ?」
「……そうさせて貰う」
薄れ行く意識の中で、彼の唇が何か言葉を紡いだ気がしていたが、彼女の耳には届かなかった。

『僕はずっと貴女を待ってたんですよ……』



(完)