朽木ルキア大ブレイクの予感パート6 : 640氏 投稿日:04/02/27 15:27
『浮ルキセクハラ』
十三番隊隊首室、雨乾堂。
ルキアが浮竹を見舞う為に此処を訪ったのは、夜もまだ早い時間の事だった。
病だと言う割には元気の良い浮竹の世間話に付き合ううちに、随分と時が経っている。
良い加減、辞去しようとルキアは挨拶をした。
「何だ、もう帰るのか?」
至極残念そうな顔で、席を立とうとしたルキアの手を浮竹が取る。
「長居は、隊長のお体に障りますから」
「病身の独り寝と言うのは存外辛いもんでな…」
ルキアの手を取ったまま、浮竹は目を逸らし溜息を吐く。
「夜半に目が醒めると、部屋が寒くて」
立ち上がろうとしたルキアの動きが止まる。
浮竹隊長には常々世話になっているし、ここで放って帰るのは薄情な気がする。
兄様は良い顔をしないだろうが、場合が場合、そう厳しい事も言わぬだろう。
考え、ルキアは枕元に座り直した。
「あの…私で宜しければ、一晩お傍に」
「そうか!」
嬉々とした声を上げ、浮竹はルキアの腕を引いた。
突然の事に抵抗する暇も無く、背中から抱きかかえられる。
「た、隊長っ!?」
「朽木は小さいから、抱き心地が良いな」
言う手が、着物の上から胸の膨らみをまさぐる。
「人が来ますから…!」
もがくルキアを片手で器用に抱き留め、帯を解く。
はだけた胸元から手を入れ、肌に触れた。
「心配するな、人払いは済んでる」
「…っ」
強く乳房を掴まれ、ルキアは声にならない声を上げた。
「本当に小さいな、お前。ちゃんと喰わせてもらってるか?」
「やめて、下さい…っ」
乳房を弄ぶ手を浮竹は止めない。思わずルキアは声を荒げた。
「お体が良ろしく無いんでしょう!?」
「これも薬だよ」
耳元で浮竹が囁く。
「ほら、こっちはもう結構元気だぞ?」
後ろから太股に押し付けられた感触に気付き、ルキアは耳迄真っ赤になる。
「お元気になられたなら、帰りますからっ」
「今夜は傍にいてくれるんだろう?」
何とか浮竹の腕から逃れようとするルキアを自分の方に向かせ、その顔を強引に自身と向き合わせる。
「最後迄面倒は看てもらわないと」
「…っん」
無理矢理開かせた小さな口に、硬くなった自身を銜えさせる。
抗おうとルキアの頭を振ると、柔らかな唇が表皮を掠り、僅かに動く舌先が焦らす様な刺激を与える。
軽く押さえ付け、更に深く飲み込ませる。
「止めて良いとは言って無いだろう?」
「ふ…っぅ、んんっ」
深く迄異物を押し込まれ、息苦しさで涙が滲む。
それを見て取り、浮竹は押さえ付けていた顔を上げさせた。
束の間、解放されてルキアは大きく息を吐く。
「悪い。無理をさせたな」
言葉程悪びれもせず、ルキアの身体を床の上に組み敷く。
「こちらの方が具合が良いか」
乱れた衣服の隙間から入り込んだ手が、ルキアの秘所に触れた。
「や…!」
浮竹の指が僅かに濡れた内側に潜り込み、ルキアがびくりと身体を震わせる。
「ここはさほど嫌でも無いようだが」
囁き、耳朶を軽く噛むと、それだけでルキアが反応を示す。
首筋を吸い、そのまま舌先でゆっくりと鎖骨から肉付きの薄い胸元を辿る。
触れるか触れないかの舌と、浮竹の長い髪が肌を這い、くすぐったさにルキアが身を捩った。
「いや…ぁ、隊長…あっ」
急に胸の突起を強く吸われ、高い声を上げる。
含んだまま、舌で転がされ、時折歯を立てられる。
挿ったままの指と、執拗な愛撫に耐えきれず、ルキアは甘い声を漏らした。
「隊、長…もう…」
「もう我慢出来ないか?」
秘裂の、更に奥に指を進め内を掻き回す。
指に透明な水が絡まり、小さな水音を立てる。
「ちが…嫌、やめ…っ」
責め立てられ、息を乱し頭を振る。
「感度が良いな。誰に仕込まれたかは訊かんが」
充分に濡れた事を見て取り、指を引き抜く。
蜜を吐き出す口に、自身を宛てがう。
「もっと良い顔を見せてくれよ…と」
狭い口をこじ開けるように、ゆっくりと腰を進める。
蜜壷が根元迄を飲み込むと、ルキアが掠れた声を上げ、瞬間動きを止めた。
「…っぁ、は…」
肩で息をするルキアに休む間を与えず、浮竹が腰を動かす。
「駄目、隊長…っ」
「お前が先に満足していたら、話にならんだろうが」
突き上げる度に、堪えきれない喘ぎがルキアの口から漏れた。
擦り上げられる内側は、更に熱を上げ、浮竹のそれを締め付け、押し返す力を強くする。
「良いな、お前は…白哉が手放さない訳だ…っ」
責め立てながら、言う浮竹も息が弾み、限界が近い事を知る。
「良いな、出すぞ?」
「駄目…駄目です…っ」
喘ぎながら繰り返す言葉と裏腹に、内の壁が浮竹を強く締め付ける。
白濁した欲を吐き出し、ルキアの内で浮竹も達していた。
「私はお見舞いに来たんです!なのに、こんな…っ」
憤り涙を零すルキアをあやすように、浮竹が抱き締める。
「悪かったな。朽木があんまり可愛らしいから、つい」
「悪いなどと思っていらっしゃらないでしょう」
ルキアはふて腐れる。
「あの…この事、兄様には」
「黙ってるよ。俺も命が惜しいからな。それに」
怪訝な顔をするルキアに満面の笑みを向ける。
「奴にばれたら、朽木と出来なくなるだろう?」
何で選りに選って、こんな上司の下に配属されたんだろう、と。
愚痴りつつ、浮竹が寝込む度に呼び出され、夜通しの看病(?)をさせられるルキアだった。
(完)