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朽木ルキア大ブレイクの予感パート13 :  679氏 投稿日:2006/07/28(金) 18:08:36


 ビニール傘を持って一護が外へ出ると、丁度ルキアの駆けてきたところだった。
洗面器を傘代わりにしているが、気休めにもなっていない。
「一護、すまぬ! 急に降ってきた」
 水溜りの地面を蹴散らして、小柄な死神は一護の傘の下に入った。
相当急いできたらしく、肩で息をしている。
前髪は肌にはり付き、着替えの白いワンピースはびしょ濡れ、所々に泥をつけている。
酷い有様だった。
「上行って待ってろよ。タオル持ってく」
「かたじけない」

ルキアが浦原商店に湯を借りに行って、半刻ほど。そろそろ戻ってくるころかと自室の窓を開けると、
「雨か」
 幾筋もの水糸が、外灯に照らされていた。まだ降り出したばかりらしい。
 あいつは傘を持っていたか。ゲタ帽子から借りられたか。
 思案するうちに、雨脚は強さを増した。

ビニール傘を持って一護が外へ出ると、丁度ルキアの駆けてきたところだった。
洗面器を傘代わりにしているが、気休めにもなっていない。
「一護、すまぬ! 急に降ってきた」
水溜りの地面を蹴散らして、小柄な死神は一護の傘の下に入った。
相当急いできたらしく、肩で息をしている。前髪は肌にはり付き、着替えの白いワンピースはびしょ濡れ、所々に泥をつけている。
酷い有様だった。
「上行って待ってろよ。タオル持ってく」
「かたじけない」

大きめのバスタオルを一枚、持って上がった。
「っ、くしゅ、ぅう、冷えたな」
ドア越しに、小さなくしゃみとそんな独り言が聞こえた。
「ほらよ、タオル。あんまり声出すなよ、バレるぞ」
「この雨だ、多少の会話は平気だろう」
一護の投げたタオルを受け取って、ルキアは頭に被せた。
濡れた黒髪を挟んでは、水気を吸わせる。後から後から、雫が髪や肌を伝い落ちた。非力なのか、乾く気配がない。
「貸してみ」
タオルをひったくると、一護はルキアの髪を纏めて絞った。途端、
「ッ、痛いぞ一護。もう少し丁寧にやれ、配慮が足りぬ」
怒声と共に、ルキアが足をばたつかせた。
「悪ぃ」
力を弱めると、うむうむそれで良いと、満足げな言葉が返ってきた。
本当に、態度のでかい死神だ。

暫くせっせと髪の毛を乾かしていると、菫色の瞳が此方を見ていた。
「何だよ」
「ん、いや。良かったな、と」
手を止めて、何がだと問う。
「浦原のところに戻って、傘を借りようかとも思ったのだが。貴様のところに帰って来て、良かった」
雨音に溶けるような、静かな、優しい声だった。瞳は温かな光を湛えている。
そんな風に言われたら、何かが止まらなくなってしまうというのに。
「ったく」
一護はルキアを、後ろから抱き締めた。身体から、冷たさが伝わってくる。数瞬置いて、
「一護、どうし
訝しげに振り返るルキアの唇に、軽く唇を当てて離す。
頬が、紅に染まっていく。
「な、貴様、何を、たわけ、ふざけたことをッ」
肩を震わせ、ルキアは文句を次々とぶつけてくる。
「てめーが悪ぃんだよ、そんな面でそんなこと言うから」

ルキアを抱えて、ベッドに倒れ込んだ。
組み敷いて、白い首筋にタオルを押し当てる。
小さな身体が、ほんの少し震えた。
「身体も拭かねぇとな、大人しくしてろよ」
「や、やめろ馬鹿者! 自分で出来る」
「遠慮するなって」
ワンピースのボタンを一つ一つ外して、広げていく。
水滴を載せた鎖骨が、露になった。息を吹きつけて、雫を除ける。
「ひゃ、ッ」
上擦った声が響く。普段の凛とした声を、何倍も甘くしたかのような声。
もっと聴きたくて、一護は濡れたワンピースを剥ぎ進めた。
ルキアは暴れ、憎らしそうに一護を睨み付けている。
一護がルキアの肌に触れる度に、瞳の険しさが和らいだ。
吐息は徐々に速く、熱くなっていく。


「誘ってるのか」
問いかけると、ぷいと目を逸らした。
「たわけ、誰がそんな真似を」
「嘘吐け」
布の上から、小振りな二つの膨らみの尖端を突付く。
「ぁ、うッ!」
電流でも走ったかのように、華奢な身体が跳ねた。喘ぎが漏れる。
「さっきからずっと硬くなってんだよ、此処」
指先で、尖端の周囲をなぞる。
「ぅ、っく……や、一護、止めろ」
「丁寧に拭くんだったな?」
布を払いのけ、タオルで両の胸の湿り気を拭き取る。
縁から、中央の色づいた箇所へと。
触れるか触れないかの、ごく弱い刺激を与える距離で。
「ひぅ、ぁ……ぁ、あ……」

もう、睨んではいない。代わりに、潤んだ瞳が向けられている。
助けを乞うているのか、更なる責め苦を望んでいるのか、
「いち、ご……」
掠れた嬌声と、俄かに熱を帯びた肌を見れば、答えは、

「――して、くれ」

明白だった。


(完)