朽木ルキア大ブレイクの予感パート13 :  201氏 投稿日:2006/05/22(月) 01:44:06


白ルキ


目を覚ますと、ぼんやりとした明かりに照らされた高い天井が視界に映った。
――――ああ、あのまま寝入ってしまったのだな。
そう思い当たりルキアはそっと頭を動かし、体の横半分に温もりを与える存在に目をやった。
ルキアの義兄は伸ばした片腕にルキアの頭を乗せたまま深い眠りに落ちているようだった。
適当に身につけている夜着の胸元は、全てにおいて端正な白哉に似つかわしくなく大きく開いている。
そこに触れようとルキアは指を伸ばしかけたが、起こしてしまうかもしれないと思い、その指をそっと握り締めた。

入浴後、白哉の部屋に呼ばれ、何度も求められ、交わり合った。
身動きすると、溢れるほどに注ぎ込まれた白哉の白濁が、ルキアの膣の中からどろりと零れる。
一護らが現世に戻った後も、特に白哉とルキアの関係に目立った変化はなかった。
とりたててあたたかい言葉をかけられるわけでもなく、白哉の気分次第で、以前と同じように体を求められ、事が済めば自室に戻される。
その繰り返しであった。
「死んだ妻に似ているから引き取った、そして死んだ妻の代わりに体を求める。」
それが、
「死んだ妻の妹だから引き取った、そして死んだ姉の代わりにその妹の体を求める。」
そのように、引き取った理由が最初に聞かされていたことと違っていただけなのだろうと解釈した。
いずれにしても、身代わりなのだろう。
そう解釈しなければ、苦しかった。
――――あのまま一護たちと現世に戻っても良かったかもしれぬな。
そっと溜息をついて、ルキアは上半身を起こした。

部屋に入ってきたときに着ていた夜着を探し、布団から少し離れた場所に放置されてあったそれを手繰り寄せようと布団から抜け出そうとした。
そのとき、突然、背後から大きな手に腰を抱かれた。
「あっ…?」
驚き振り向くと、寝ているとばかり思っていた義兄が、上半身を起こし、ルキアを抱き寄せ膝の上に載せた。
「に、兄様…」
「どこへ行く」
耳元で白哉が静かにルキアに問う。
「申し訳ありません、起こしてしまって…。そろそろ部屋に戻ろうかと…」
そう言う傍から、白哉の片方の手がルキアの小さな乳房を揉み始めた。
「あ、あっ、にいさ、んんっ」
振り向き僅かな抵抗を試みようとしたルキアの唇に白哉が口付け、舌を割り込ませた。
「ンンッ、んうっ、くっ」
舌を絡め取られ、唾液を流し込まれ、飲み込みきれないそれがルキアの顎を伝う。
眠気に加え、酸素が充分に頭にまわらず意識が朦朧とする中でルキアは先刻触れようとして思いとどまった白哉の胸元に指を当てた。
直に白哉の肌に触れることで、自分の蜜壷が白哉の白濁によるものだけでなく潤ってきたことを自覚する。
胡坐をかく白哉の方膝に跨るように座っているため、形を現し始めたクリトリスが白哉の膝に当たる。
はしたないと思いつつも、ルキアはそこにクリトリスをなすりつけるように腰をもぞもぞと動かした。
その姿を見た白哉は唇を離し、ルキアの体を背後から押し、両手を布団に着かせた。
当然、ルキアのクリトリスは白哉の膝に当たったままである。
「ア、兄様っ、あっ、ああんっ」
白哉が何もしなくとも、ルキアは自ら腰を動かし、クリトリスから快感を得る。
「淫らなことだ、自ら…」
低く耳元で囁きながら、白哉は両手でルキアの両の乳房を滅茶苦茶に揉む。
義兄に自分の痴態を揶揄されても、ルキアは自分を止めることはできなかった。
もどかしいような快感を少しでも手に入れようと、涎を垂らしながらも腰を振り、喘ぎ続けた。
「あ、アアアアアアアッ、っ、」
白哉の指がルキアの両乳房の頂点の薄桃色の突起を強く摘んだとき、ルキアは一層高い声を上げてがくがくと華奢な体を震わせた。

上半身を布団に埋め、呼吸を整えようとするルキアを無視して、白哉は膝を抜き、ルキアを四つんばいにさせた。
「に、にいさまっ」
振り向き、義兄を見つめる涙の溜まった目を見つめ返しながら、白哉は桃のような尻の間から手を伸ばし、己の放った白濁と、ルキア自身の愛液で濡れそぼる蜜壷に二本の指を差し込んだ。
「あああっ、あんっ」
差し込まれた白哉の指を締め付け、ルキアはまたしても腰を振った。
快感が欲しくて堪らない。
姉の身代わりでも何でもいい、白哉に快感を与えてほしい。
その想いだけがルキアを淫らな獣にさせる。
「兄様、兄様もっと、もっとぉっ」
「…どうしてほしい」
「…ッ、もっと、もっと掻き混ぜてくださいっ」
「何処をだ」
「ンッ、私のっ、ルキアのぉっ」
「ルキアの?」
「ルキアの、お、おまんこをっ、もっとぉっ」
「足りぬのか」
「ッ、あんっ、もっとくださいっ…」
目を潤ませ、頬を紅潮させ長年、己が教えてきた言葉を躊躇いもせずに口にするルキアの淫らな姿に白哉は夜着の前をくつろげた。
「…本当に淫乱になったものだな」
「あん兄様ぁっ、早くっ」
「望むものを、やろう」
そう言い、白哉の熱いものがルキアの蜜壷に押し込まれた。
「ああああああっ、にいさまぁっ」
すぐに白哉の律動が始まり、ルキアの小さな体を揺さぶる。
「にいさま、にいさまっ、アアッ」
髪を振り乱し、ルキアは白哉から与えられる快楽に酔う。
「兄様ッ、もっと、もっと奥にっ」
更なる快楽を貪ろうとルキアは自ら細い腰を振る。
「アッ、いいから、んッ、姉様の、代わりでいいからっ」
切ない心の内を切れ切れに言葉にしながら、ルキアは白哉を求める。
「だからッ、もっとしてくださいっっ」
その言葉を言い終えたルキアの腰を掴み、白哉は更に強く腰を打ち付ける。
一直線に快楽を追い求めるかのように、激しくルキアの狭い蜜壷を突く。
「ひゃああああっ、イイっ、兄様いいのぉっ、にいさまぁっ、あっ、ッ、ああああああああっ」
「…身代わりなどではない…」
――――何度目か分からない絶頂を迎え、白濁を流し込まれて快感に狂うルキアには、白哉のいつもより更に低い声は、聞こえない。


(完)