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朽木ルキア大ブレイクの予感パート12 :  838氏 投稿日:2006/03/29(水) 22:53:19


sunset


ごく浅い眠りの波の中、居心地の悪い熱とオレンジ色を光を感じ、ルキアはその波の中から抜け出そうと目を開けた。
既に夏の長い夕日は西に傾いていた。
窓の外を行く鳥たちは、オレンジ色の空を汚す汚れのように見える。
それをぼうっと見つめながら、彼女はベッドから半身を起こした。
身体にかけられたタオルケットで裸身を包み、ルキアは額にかかった前髪に手をやる。
「・・・・・・一護?」
ルキアはこの部屋の主の名を呼ぶ。
が、そこには己の他に誰もいなかった。
身体に残る鈍いだるさが先刻の情事を思い出させる。
習慣となりかけているその事実に、微かな罪悪感を感じながらも、ルキアはただひたすらに身体をぶつけてくる一護の眼差しが好きだった。
その時間だけは、彼の瞳には自分しかいない。その思いに快感を覚えるのだ。
「・・・おう。起きたのか」
不意に部屋の戸が開き、タオルを頭からかぶった一護が姿をあらわす。
眠ってしまったルキアを置いて、シャワーを浴びてきたのだろう。ふわりとシトラスの香りがルキアの鼻に届いた。
冷えたスポーツドリンクを一口のみ、一護はそれをルキアの頬にくっつけた。
「ひゃっ!」
「おまえも飲めよ。汗かきすぎだ」
ルキアの反応に目を細めて一護は言った。
「あぁ」
身体に巻きつけたタオルケットに注意しながらルキアはドリンクを受け取る。口に含むと、口内の粘膜が随分と乾いていたのだと実感した。
ひんやりと冷たい感触が乾いた喉を満たしていく。
「てめぇ、全部飲むなよ」
「わかっておる。せっかちだな、おまえは」
ベッドに腰をおろした一護の胸にドリンクを押し付けた。

髪を拭いていたタオルを首にかけて、一護は残りのドリンクを一気に喉に流し込む。胸板がドクドクと動き、体内に液体が流れていくのが見て取れる。
「人の身体、じろじろ見てんじゃねーよ」
ルキアの視線に気付き、一護は首にかけていたタオルを彼女の頭にかぶせ、目をそらす。
今さら胸板を見られたところで恥じることもないのだが、夕日の差し込むオレンジ色の世界の中で熱っぽい目で見られると、妙な感覚が一護を動かしそうになる。
「なぁ、一護」
「あぁ?」
振り返ると、頭からタオルをかぶったルキアが己を見つめていた。
捨てられた猫が愛情を請うような視線がタオルの奥で光っている。
ぞくりと心奥がそれに呼応する。冷めかけた熱が自身の中を駆け巡っていく。
クラスメイトの前で見せる大人しい彼女でも、浦原とかいう事情通の男の前で見せる勝気な彼女でも、虚との戦いを指示する冷静な彼女でもない。
今、目の前にある別の姿をまた支配してみたくなる。
それを知ってか知らぬか、ルキアはタオルケットを巻いた姿のまま膝を立て、一護に近づいた。
猫のように鼻を胸に摺り寄せて、「いい香りがする・・・」とつぶやく。
次の瞬間、空になったペットボトルが床にはじけ飛んだ。
その音に反応したルキアを抱きすくめ、一護は再び彼女をベッドに組み敷いた。
「一回じゃ、足りねぇのかよ?」
意地悪い表情で一護はルキアを見据える。
「え・・・ちょっ・・・一護?」
「人の気も考えずに裸で擦り寄って組んじゃねーよ」
一護はルキアの細い腰を抱き、汗の乾かぬ額に己のそれを合わせた。
間近に迫った一護の顔が、微かにゆがむ。
「こっちが止まらなくなるっつーの」
「た、たわけっ!」
ルキアは一護の胸を押し、わずかな抵抗を試みる。

が、自身の口付け一つで、彼女が大人しくなることくらい、承知済みだ。
触れるか触れぬかの口付けのあと、間髪をいれずに深くその唇を吸うと、抱き寄せていた腰がびくりと跳ねた。
瞳からは既に抵抗の色が消え、ぼんやりと一護を見つめている。
体に巻きつけていたタオルケットを掴んでいた手の力が抜けた瞬間、一護はそれをさらりと剥ぎ取った。
先刻まで溺れていた彼女の白い裸体が再び目の前に現れる。
女性として特に魅力的とは言えぬ凹凸のない体が、一護にはいつも官能的に映っていた。
黒い髪に指を絡ませて、痛くないように耳に歯を立てる。息のかかる感覚にルキアは甘い声で呼応した。
耳から首、鎖骨を唇で撫でる。
「んっ・・・」
柔らかい髪が耳に与える刺激にルキアは声をもらした。
一護は反応を楽しむように、ゆっくりと唇を胸にずらす。小さなふくらみの先端を口に含み、舌を突きたてて刺激を与えると、今までになく彼女の体が反応する。
もう片方の胸を腰にまわしていた手で刺激しながら、一護はルキアの反応を楽しんでいた。
普段は聞けぬ、弱りきったような声が耳に届くたびに、彼の優越感は膨らんでいくのだ。
「んん…っ」
ルキアは一護の与える刺激に首を左右に振りながら、細い指でシーツを掴む。
「一護…っ」
「あぁ?」
一護は胸の先を口に含みながら、答える。
「さっきも…」
ルキアの言葉の先を察し、一護は刺激で膨らんだ蕾から唇を離す。
「アホかお前は」
唇を頬に寄せながら、一護は片方の手をゆっくりと胸から腹に、そして下肢へと動かしていく。
力なく開いたルキアの足の間に手を滑りこませると、薄い茂みの先に指をあてた。
「あっ…」
小さな悲鳴と同時に、あてがった一護の指には先刻のなごりのせいか、ルキアの快楽の証がまとわりつく。
「ここでやめろってか?」
意地悪そうに一護が聞く。
首を左右に振るルキアが可愛らしく思えて、一護はさらに下半身に刺激を与えた。
蜜壷にゆっくりと指を刺し込む。先刻、一護を受け入れたばかりのそこは簡単に指を飲み込んでしまう。

ぬるぬると指に絡みつく蜜を掻き出すように関節を曲げると、腕の下のルキアの身体が反返った。
シーツを掴んでいたルキアの両手が不意に一護の首に伸びた。一護の首に手をかけルキアは少し上体を起こす。
「んっ…」
その間も続けられる一護からの刺激にルキアは眉を寄せた。
そうして一度大きく息を吐き、間近にある一護の顔を見上げる。
大きな紫の瞳が微かに潤み、その中にはぼんやりと己が映っていた。
「一護っ…」
名を呼ぶルキアに口付けを落とし、一護は蜜壷から指を引きぬいた。
無言のまま着衣を脱ぎ、一護はルキアをもう一度組敷いた。
ルキアが安心したように微笑する。
一護は普段の幾倍にも誇張した自身を、ルキアにあてがう。と、なんの躊躇いもなく、蜜の口を突き刺した。
「んっんっ…」
突然の刺激にルキアの声が高く響く。
一護はいたわりの言葉もなしに、彼女の膝裏に手を当て、自身の体重を預けていく。
乱暴な刺激に反応し、ルキアの膣壁からは蜜が溢れ、一護自身を包んでいった。
細い道の中で自身を動かすと、淫猥な音が部屋に響く。と同時に、ルキアの唇から声が漏れた。
少々強引な始まりだったが、ルキアに痛みはないようだ。
一護は両手をベッドにつき、ゆっくりと腰を動かしていく。
腕の下ですっかり大人しくなったルキアはまるで普段とは別人だった。
普段は生意気で腹が立つことばかり言ってくる。それが、弱く従順になるのが愛しくてたまらなかった。
自分だけが見られるルキア。
そう思うと、もっともっと別の顔が見たくなる。
もっともっと、自分に酔わせて、自分を乞う彼女が欲しくなる。
そんな思いが身体に伝わり、一護はこれまでになく強い力で彼女の内部を突き上げた。
細い身体が浮きあがるほどの衝撃に、ルキアがいっそう高い声をあげる。
もっと奥まで自身が届くように、一護はルキアの片足を肩に乗せ、角度をつけて突き上げる。
「んあっ…一護っ…」
一護の動きにガクガクとルキアの身体が振動する。片手でシーツを掴みながら、ルキアは一護を見上げた。
一旦動きを止め、蜜壷の先に手を伸ばす。
結合した部分から溢れた蜜を指に絡めとり、その先の茂みの中に指を押し当てる。
もっとも敏感に刺激を感じるそこは、触れられただけで、ルキアの身体を跳ね上げさせるほどだった。
一護は、指の腹で円を書くようにそこに触れた。

「んああああっ…!」
ルキアは一護から身をそらすように背中を向ける。が、すぐに彼の片腕で態勢を戻されてしまう。
「一護っ…やだっ…」
「ヤダじゃねぇだろ?」
一護は口端を微かに上げて笑う。絶対的有利な立場とはそう経験できるものではない。
快楽に没頭したルキアがここで本気で「やめろ」と言うはずがないのは承知していた。
おそらく、彼女が望むのは更なる刺激。
感覚で理解していても、いつも強がる彼女の唇から、己を求める言葉を聞きたくなってしまう。
敏感に反応する蕾への刺激を続けながら、一護は肩に乗せていた彼女の足を下ろた。
股の間に深く体を倒し、薄い体に胸を合わせる。
首元に唇を寄せ「本当にやめんのか?」と意地悪く聞く。
「・・・っ」
ぺろりと首筋を舐め、一護はルキアと額を合わせた。
「・・・てくれっ」
まっすぐに自分を見る一護から眼をそらしルキアがぽつりと言った。
「なに?」
そっぽを向いた顎を自分の方に向かせて、一護は濡れた唇に深く口付けをする。
半開きの唇から口内へ舌を掻き入れると、求めるようにルキアの舌が絡みつく。
荒くなった息の合間にルキアはもう一度一護に懇願する。
普段は見せない弱りきった潤んだ瞳で、彼女はすまなそうに、
「もっと・・・動いて・・・」と呟く。
一護は無言のままルキアから体を引き離すと、細い腿の裏側に手をあてがった。
乱暴に足を開かせて、小さな体を突き上げる。
一護の付きに、細い身体ががくがくと上下するが、それでも構うことなく攻めつづけた。
「んんっ・・・!」
喉奥からルキアが高い声を漏らす。
ルキアは一護の背中に腕を回した。
「んあっっ・・・、一護・・・」
二人の悦楽の度合いを示すように、結合した箇所からは終始、淫猥な水音が漏れる。
快楽に没頭する彼女にはもうほとんど普段の理性というものが残っていなかった。
「もっと・・・」
さらけ出した欲望はとどまることを知らない。

ルキアの腕はが自然と一護の首に回される。
「一護っ・・・」
細い膣壁が一護自身を逃さぬように、次第に伸縮をはじめた。
ルキアの限界が近いことを自身で察知した一護は悪戯っぽく笑い、「・・・そろそろか?」と聞く。
一護のリズムに体を任せながら、ルキアは静かに一度首を縦に振った。
満足そうに笑うと、一護はさらに強く腰を打ちつけた。淫猥な水音に、互いがぶつかり合う音が重なる。
「んんっ・・・ああああっ・・・」
か細い声が一護の耳に届くより先に、ルキアの思考は真っ白な泉の底へと落ちていった。腹のあたりから全身に刺激が通り抜けると同時に、一護と接合した先が伸縮をはじめる。
「くっ・・・」
ルキアとほぼ同時に達していた一護は動きを止め、快楽の証をルキアの中へ吐き出した。
未だ絶頂の泉から抜け出せずにいるルキアは横たわったまま微動だにしなかった。半開きの瞳の下には涙の後がうっすらと残っている。
きっと、次に彼女の唇から零れる言葉はいつもの憎まれ口だろう。
一護はそんなことを思いながら、ルキアから自身を抜き出した。結合部からはゴボゴボと淫靡な音が漏れ、二人の情痴の証が混ざり合って、溢れ出てきた。
彼女の細い内腿を伝うそれは、窓から差し込む西日で赤く赤く染まっている。
シーツに零さぬように、それを指でぬぐうと、生暖かい感覚がからみついてきた。
男女の交媾の知識など大して持ち合わせてはいない一護には、それが「ヒト」とどう異なるのか、を判断する術はなかった。
彼女が自分以外を男を知っているのか・・・聞いたことはない。
問うたところできっと彼女はいつもの口調で「私は貴様の何十倍も生きているのだぞ」と、答えにもならない言葉を発するのだろう。
「おまえは・・・ヒトと何が違うって言うんだろうな」
オレンジ色の光の中に横たわる裸体は艶かしく一護の瞳に映る。
与えられた享楽の中をさまよう彼女を見つめながら、一護は誰に問うでもなくそう呟いた。


(完)