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朽木ルキア大ブレイクの予感パート12 :  354氏 投稿日:2006/01/16(月) 15:38:08


I wish Side I


アイツは死神で、俺は人間。

そんなの関係ねぇ。

俺は、アイツが好きだ。


I wish


いつかは離れ離れになる。

分かってんだけど分かりたくねぇ。

アイツは死神で、俺は人間。

近いようで限りなく遠いところに居るアイツ。

普段の頑固で気の強いとことか。

ウサギグッズを楽しそうに見る姿とか。

不意に見せる儚げな表情だとか。

俺はアイツをどのくらい知っているんだろう。

年齢差はおそよ十倍。

その長い時間の一割も一緒過ごしちゃ居ない。

ソサエティっつーのがどんなとこかも知らねぇ。

何にせよ好きになっちまったんだからどうしようもない。

俺はアイツが好きだ。

儚い顔なんてせず、何時でも笑ってて欲しいと思う。

だから、伝えようと思うんだ。

「   」

真っ直ぐな言葉で真っ直ぐ、アイツに



I wish Side R


届いて欲しいと思いながらも届くなと願う。

矛盾する二つの願い。

気がついて。
気がつかないで。


I wish


時折、本気で願ってしまう。

人間になりたい、と。

あやつの側にずっと居たい、と。

思いは届かずとも側に、居たい。

死神という身である限り、いつかは別れが訪れるから。

そうすればきっと二度と、会えなくなる。

死神と人間。

姿は似ていても世界は限りなく遠い。

一護。

人間の少年に恋してしまうなんて。

叶えては、いけない。

叶っては、いけない。

だけどこの想い、伝わって欲しい。

私からだと知られぬように届いて欲しい。

青く青く澄み渡る空見上げ、呟く。

「   」

伝えられない、伝えたい言葉。


(完)